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五労

五臓に元気がなくなると様々な症状が出てきます。

肝が病気になりますと、涙が出てきます。肝は目に影響を与え、目から涙が分泌されるのです。心が病気になりますと、汗が出てきます。心は血と大きな関係あり、血から汗が分泌されるのです。脾が病気になりますとよだれが出てきます。脾は、口に影響を与え口からよだれを分泌するのです。肺が病気になりますと鼻水がでてきます。肺は鼻に影響を与え鼻から鼻水を分泌するのです。腎が病気になりますとつばが出てきます。腎の脉は舌に通じ舌からつばを分泌するようになります。歩きすぎると筋の過労になり肝気の不足を起こします。目の使いすぎは血の過労となり心気の不足を起こします。長く座ってばかりいますと肉の過労になり脾気の不足をおこしやすくなります。長く立っていますと、骨の過労になり腎気の不足を生じるようになります。これらを五労(心労・肝労・脾労・肺労・腎労)と呼び五臓の虚労病証で五種の過労を引き起こす要因を言います。
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by mkkiri | 2014-01-28 15:30 | 免疫

過活動膀胱と漢方薬

最近、日本はもちろん国際的にも注目されているのが「過活動膀胱」と呼ばれる尿の疾患です。 2001年にフランスのパリで開かれた国際尿失禁学会で承認きれた新しい病気で、尿意を我慢できない尿意切迫感や頻尿、尿失禁など3つの症状が合わさった症候群のことを指します。先にご紹介した腹庄性尿失禁や切迫性尿失禁といった、女性に多い尿もれを総称して過活動膀胱と言うこともあるようです。
 日本排尿機能学会では、02年11月から12月にかけて日本で初めて大規模な排尿に関する疫学調査を行いました。この調査によると、40歳以上の男女の12.4%、およそ8人に1人が過活動膀胱に悩んでいるという結果が出ました。人口換算にすると820万~830万人になります。ちなみに、昼間頻尿は50%、夜間頻尿では69%もの人が症状を訴えています。
 尿もれは、直接、生命にかかわるような病気ではありませんが、恥ずかしさや不安感から人に相談することもできず、日常生活に大きな影響をもたらします。特に患者さんにとって大きな問題は、生活の質を意味する言葉として使われる「QOL(quality of life)」に悪影響を及ぼすことです。
日本排尿機能学会の調査によれば、
・外出する時に不安になる
・トイレで目が覚めて睡眠不足になる
・遠出や団体行動を避けるようになる
・自分の症状に恥ずかしさを感じる
といったように、心の健康や家庭生活、仕事、身体機能などのQOLが著しく低下することが明らかになっています。スポーツや旅行、観劇など生活の楽しみの部分が制限されるだけでなく、配偶者や家族にも話せず独りで悩む人も少なくないようです。
 過活動膀胱の治療には、医療機関では基本的に運動神経系に作用する新薬を中心とした薬物療法や手術が行われるほか、膀胱や骨盤底を強化するトレーニング、日常のセルフケア(水分をとり過ぎないようにする、尿意を感じるまでトイレに行かないような習慣を身につける、カフェインやアルコールは避ける等)などが施されます。適切な治療を施せば症状を和らげることは可能ですが、治療法を知らなかったり「年のせい」とあきらめてしまう人がいるのも現実です。
 漢方では、八味地黄丸、六昧丸、真武湯を始め「尿」のトラブルに対応する処方が数多くあります。
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by mkkiri | 2014-01-14 12:02 | 漢方薬

人参の7つの効用とは?

薬効がきわめて高く、その姿が人の形に似ていることから、古来からさまざまな伝説が生まれていることでも知られています。
人参は中国では紀元前から不老長寿、万痛の薬として崇められ利用されていました。
中国で最も古い薬物書である「神農本草経」には、生薬や食物の中で最も高貴とされる「上薬」(命を養い、不老延命、長期に服用しても無害なもの) に分類されています。
こうした古来の書物や長い間の経験から、人参の薬効は「人参七効」としてまとめられ、現在に伝えられています。
食欲が増し、元気が出てきます。 人参の多彩な薬効の中で、疲れです。
漢方では、疲れや元気不足のことを気虚といいます。
気虚になると、さまざまな臓器の状態が衰えます。そのため食欲が衰えて疲れやすくなり、顔色が青白い、めまい、軟便・下痢気味、声が弱々しい…など〝元気不足″の症状が現われるようになります。
 疲れは気虚の一つです。
 人参は、失われたエネルギーの不足を解消し、疲れを癒します。食欲が増し、身体の元気が整ってきます。
 人参の薬効についての研究も盛んに行われ、その作用も解明されつつありますが、最近では人参に対する人気が高まっています。

①補記救脱(ほききゅうだつ)・・・・・・元気を増し、だるさを改善する。

②益血復脈(えっけつふくみゃく)・・・・増血し、脈を正常にする。
 
③養心安神(ようしんあんしん)・・・・・鎮静作用。
 
④生津止渇(しょうしんしかつ)・・・・・身体に潤いを与え、口渇等を治す。
 
⑤補肺定喘(ほはいていぜん)・・・・・・肺を強め、せきを止める。
 
⑥健脾止瀉(けんぴししゃ)・・・・・・・胃腸を健全にし、不痢を止める。
 
⑦托毒合瘡(たくどくごうそう)・・・・・身体を解毒し、湿疹等を改善する。
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by mkkiri | 2014-01-06 15:36 | 漢方薬