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月経困難症と漢方

月経困難症と漢方
月経時に下腹部の痛みや腰痛、頭痛などがあらわれる場合を月経困難症といいます。吐き気や嘔吐、めまいをともなうこともあり、なかには下腹部痛が強くて日常生活が送れず、寝込んで鎮痛剤を服用しなければならない場合もあります。 月経のあるどの年代にもみられますが、初経があって2~3年後、排卵が正常に起こるようになる16~17歳から発生頻度が高くなります。子宮筋腫、子宮内膜症、子宮内膜炎などの器質性の病気によって起こる器質的月経困難症と、器質性の病気が認められない機能的月経困難症があります。漢方では、血の調整を基本とし、気血の運行をスムーズにします。


桃核承気湯
月経痛が非常に強く、のぼせがあり、へその下に痛みを感じる、便秘がちな人に使用されます。気の巡りをよくする働きもあるので、月経時にイライラして怒りっぽくなるという人にも向いています。月経周期の乱れの治療にも、使われる漢方薬です。膀胱付近に熱が強いため、血の停滞を起こし血液循環が悪くなり、神経痛や腰痛・肩こりなどが起こります。また、熱のために便秘や神経興奮も起こり、いらいらなどの神経症状も起こります。桃仁・芒硝で血の熱を冷ますことにより、血の停滞をのぞき血液循環をよくします。甘草が働いて痛みや肩こり・冷えのぼせ・下腹部の抵抗圧痛を取り除きます。桂枝で神経興奮を静めていらいらなどの神経症状を緩和します。大黄で腸の熱を冷まし、便通をよくします。
桃核承気湯(とうかくじょうきとう)の詳細はナガエ薬局

桂枝茯苓丸
下腹部に膨満感を感じ、頭痛や肩こり、のぼせなどがあるタイプの月経困難症に向いている処方です。子宮筋腫や子宮内膜症など、器質性の月経困難症の治療にも比較的よく用いられます。ひえのぼせの代表的な処方です。血の熱の為に、血の停滞を起こし血液に循環が悪くなり、冷えのぼせの症状がでます。またもともとから血の循環が悪い人が、他の原因で血の停滞ができてしまい、なかなか治らずつらい症状が出ます。このような人によく使います。桃仁・牡丹皮は、血の熱を冷まして停滞している血の流れをよくします。桂枝・茯苓で皮膚表面の新陳代謝をよくし冷え・のぼせの症状を緩和します。
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)の詳細はナガエ薬局

加味逍遥散
上半身にはほてりがあるのに手足が冷たい、冷えのぽぜがあり、イライラしたり落ち込んだりと、気分の変化が激しいタイプの月経困難症に適しています。生理前に胸が硬く張る人に使用します。冷えや・自律神経の乱れによって、ホルモンバランスが崩れ血流の循環も悪くなって、肝臓の働きが低下します。その為に便秘になったり、貧血・肩こりなどさまざまな症状が出てきます。山梔子・薄荷で自律神経を安定させます。柴胡で肝機能を高めます。当帰・芍薬・牡丹皮で、血液の働きを増すことによってホルモンバランスを整え、疲労倦怠・貧血・肩こり・便秘などの症状を改善します。
加味逍遥散(かみしょうようさん)の詳細はナガエ薬局

五積散
体質的に虚弱で寒冷および湿気に対して順応する力が乏しくなっています。そのために気温が急激に低下したとき、また急激に湿度が高くなったとき腰・下腹・下肢に冷汗や痛みをおぼえます。白朮・厚朴・陳皮・枳殻・甘草で胃に停滞している水分を取り除きます。当帰・川きゅう・芍薬で血の冷えを温め働きを増し、造血をはかり貧血を改善します。桔梗・麻黄・白朮・乾姜・桂皮はからだの冷えを温め、総合的に水分代謝・血液循環をよくし、臓器の機能を高め症状を緩和します。月経時におなかが痛み、上半身は、のぼせを感じているのに、へそから下の部分には強い冷えがある人に適しています。
五積散(ごしゃくさん)の詳細はナガエ薬局

当帰芍薬散
体力があまりなく貧血傾向があり、冷えが強いタイプで、頭が重い、下腹部が痛む、めまいがするといった月経困難症の諸症状が起こる人に向いています。肌荒れや血色が悪いときにも処方されます。生理前にむくんだり、胸が柔らかく張る人によく使用します。貧血・冷えの為、腎や膀胱付近の血液循環が悪くなりその働きが低下した為にむくみが生じます。当帰・川きゅうは血の冷えを温め造血をはかる働きを持っています。芍薬とともに血液の働きを増します。茯苓・白朮で冷えやむくみなどの原因となる体内の余分な水分を尿として流すことによりむくみを改善します。
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)の詳細はナガエ薬局

温経湯

不正性器出血に対する処方ですが、月経不順・月経困難症によく用います。冷えがきつい症状をもち瘀血(おけつ)のある状態に使用します。呉茱萸・桂枝・当帰・川芎で体を温め血流を良くします。阿膠・麦門冬・芍薬・当帰で体に栄養を与えます。牡丹皮で瘀血(おけつ)を取り除きます。暖宮(子宮を温めます。)やや疲れやすく、冷え症なのに足にはてりを感じ、唇が乾きやすい、といった人に適応します。また、陰部が引きつるように感じる下腹部の痛みがあることも、処方の目安になります。月経困難症のほか、更年期や不妊症にもよく使用します。補気健脾・補血調経・健脾利水・調経の効能をもちます。
温経湯(うんけいとう)の詳細はナガエ薬局
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by mkkiri | 2013-04-27 10:26 | 漢方薬

狭心症と漢方

狭心症と漢方
心臓の筋肉(心筋)への血流が不足(虚血)し、心筋が酸素不足になって働きが障害される心臓病を、総称して虚血性心疾患といいます。そのなかで、もとに戻りうる心筋虚血によって一時的な胸痛発作を起こすのが狭心症です。


柴胡加竜骨牡蛎湯
感情の起伏が激しい狭心症にがっちりした体格だが、神経質で精神的ストレスを受けやすく、感情の起伏が激しい人の狭心症に適しています。鎮静的に働いて、発作が誘発されるのを防ぎます。みぞおちから両脇にかけての重苦しさ、激しい動悸、へその上の動悸も目安になります。神経の高ぶり、精神不安が強いため、水分代謝が悪くなり、胸苦しさやイライラなどが起こり、眠れなくなります。竜骨・牡蛎は、腎の働きをととのえかつ沈静的に作用し胸や腹部の動悸を鎮めます。桂枝の興奮を引き下げる働きとともに神経の高ぶりを鎮め、イライラ・精神不安を取り除きます。柴胡で胸部の熱を冷まして胸苦しさを取ります。半夏・生姜・茯苓で水分代謝をよくします。大黄で大腸の熱を冷ますことによって眠れないという症状を緩和します。
柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)のご購入はナガエ薬局

苓桂朮甘湯
消化器に停滞した体内の水分が代謝が悪いために肺の方に集まり、それが鼻水や回転性のめまい動悸・頭痛などとなって現れてきます。茯苓・白朮・甘草で消化器に停滞している水分を尿として流します。桂枝で鼻水やめまい・動悸・頭痛などの症状を緩和します。急に動悸が激しくなる、胸に何かが下から突き上げてくるような感じがする、といった症状がある場合に用いられます。中医学では胸痞と呼ばれ痰湿が原因の場合この処方に二陳湯を併用します。胸部に気滞があって血流障害をおこし胸が痛むと考えます。痰や咳の症状が出てきます。
苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)のご購入はナガエ薬局

冠心逐瘀丹
血の停滞を瘀血と呼びます。寒さや冷えで血管が収縮し、血液循環が悪くなっている場合もありますし、毛細血管の循環障害によって起こる血流の停滞や、血管の攣縮(れんしゅく)や閉塞、出血などが代表的瘀血です。気の流れを良くしながら瘀血をさばきます。針で刺すような痛みが感じられる人には、最適です。
冠心逐瘀丹(かんしんちくおたん)のご購入はナガエ薬局
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by mkkiri | 2013-04-20 15:13 | 心疾患

拒食症と漢方

拒食症と漢方
拒食症は、摂食障害のひとつで、心因性の病気です。「太りたくない」「やせたい」という目的のために行った自己流の食事制
限や、さまざまなストレスによる食欲不振がエスカレートして、食事を取れなくなってしまう病気です。中医学では、脾胃を調節します。


柴胡桂枝湯
心配事や緊張・ストレスなどにより胃に負担がかかり、そのため胃における血液の循環が悪くなり、そこに熱を持ち、みぞおちあたりのつかえや痛みなどのさまざまな症状が現れます。胸脇苦満と言って肋骨の下を圧すと抵抗や圧痛のある人に使用する代表処方です。ストレスでダメージを受けた体を回復し拒食症を改善していきます。桂枝・半夏で神経の緊張を鎮めます。柴胡は肝機能を高め解毒力を増す働きを持ちます。柴胡・黄ごんで体内にこもった熱を冷まして炎症・化膿を鎮め、胸苦しさを取り除きます。半夏・生姜で吐き気を鎮めます。人参・甘草・大棗で胃腸の働きを高め、食欲を増すことによって体力を付け抵抗力を高めます。芍薬で痛みを緩和します。
柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)のご購入はナガエ薬局

逍遥散
もともと消化器が弱い人がストレスを強く受け、肝脾を傷つけた状態に使用する処方です。気血の巡りを良くし精神を安定させる処方です。食べたものを消化吸収運搬する臓器である脾の働きが悪い為に肝血不足を起こし、肝の正常な活動が出来なくなって肝気がスムーズに流れないようになっておきる病態に使用します。柴胡が主薬で、肝気をスムーズに流し、少量の薄荷が発散の効能を強めます。当帰と芍薬は、肝血を補い肝の正常な活動を助けます。健脾の白朮・茯苓・甘草と温める生姜は、脾のはたらきを元気にし肝血の生成を促します。肝気を調整して脾に乗じないようにし、脾をすこやかにし肝に乗じられないように防止します。
逍遥散(しょうようさん)のご購入はナガエ薬局

小建中湯
胃腸の働きが悪い為に、血液の循環が悪くなり疲れやすく栄養の吸収がうまくいかなくなります。その為、諸器官の働きも低下し全身的な虚弱体質となっています。その為に、排尿の調節ができにくくなります。芍薬・大棗・甘草で、血液の循環をよくします。生姜で、胃腸を温め働きをよくし疲れや腹痛などの症状を取り除き、胃腸を丈夫にすることによって、排尿の調節をよくしていきます。 顔色が悪くて疲れやすく、しばしば動惇、腹痛の起こる人の体質を改善する薬です。冷えによる腹痛に悩まされることが多く、食欲が戻っても、食べた分だけ太れないという場合に適しています。鼻血が出やすいのも、この薬を選ぶ目安になります。
小建中湯(しょうけんちゅうとう)のご購入はナガエ薬局

六君子湯
胃に冷えがあるため胃腸の働きが悪くなり、水分代謝が悪くなっているために疲れやすい・軟便傾向・みぞおちあたりがつかえるなどの症状が起こります。人参・白朮・茯苓・甘草で胃を温め弱った胃腸の活動力を高めます。陳皮・人参はみぞおちのあたりのつかえを取り去ります。半夏・白朮・茯苓で胃腸内に停滞している水分を尿として流すことによって、水分代謝をよくしながら症状を緩和します。拒食症で気力がなえ、栄養状態の不良から肌荒れ、小じわなどが生じているような人に合います。消化機能の低下した人の食欲を回復し、体力を付けてくれます。抜け毛の多い人、貧血気味の人にも適しています。
六君子湯(りっくんしとう)のご購入はナガエ薬局
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by mkkiri | 2013-04-13 09:00 | 胃腸薬

強迫性障害と漢方

強迫性障害と漢方
強迫性障害は、患者自身も不合理であるとわかっていても、不快な考えが繰り返しわき起こり、それを打ち消すために、いろいろ行動をしなければ気持ちが治まらないと言う心の病です。中医学では心や肝の調整を行います。


柴胡加竜骨牡蛎湯
神経の高ぶり、精神不安が強いため、水分代謝が悪くなり、胸苦しさやイライラなどが起こり、眠れなくなります。竜骨・牡蛎は、腎の働きをととのえかつ沈静的に作用し胸や腹部の動悸を鎮めます。桂枝の興奮を引き下げる働きとともに神経の高ぶりを鎮め、イライラ・精神不安を取り除きます。柴胡で胸部の熱を冷まして胸苦しさを取ります。半夏・生姜・茯苓で水分代謝をよくします。大黄で大腸の熱を冷ますことによって眠れないという症状を緩和します。比較的体力がある人で、へその上下部分の動惇、強い胸脇苦満、便秘などがあり、気分がイライラする、寝つきが悪い、不安感があるなど、神経が過敏な人に向いています。肩こり、下半身がなんとなく重いなどの症状も、この薬を用いる目安となります。


桃核承気湯
膀胱付近に熱が強いため、血の停滞を起こし血液循環が悪くなり、神経痛や腰痛・肩こりなどが起こります。また、熱のために便秘や神経興奮も起こり、いらいらなどの神経症状も起こります。桃仁・芒硝で血の熱を冷ますことにより、血の停滞をのぞき血液循環をよくします。甘草が働いて痛みや肩こり・冷えのぼせ・下腹部の抵抗圧痛を取り除きます。桂枝で神経興奮を静めていらいらなどの神経症状を緩和します。大黄で腸の熱を冷まし、便通をよくします。

加味逍遥散
冷えや・自律神経の乱れによって、ホルモンバランスが崩れ血流の循環も悪くなって、肝臓の働きが低下します。その為に便秘になったり、貧血・肩こりなどさまざまな症状が出てきます。山梔子・薄荷で自律神経を安定させます。柴胡で肝機能を高めます。当帰・芍薬・牡丹皮で、血液の働きを増すことによってホルモンバランスを整え、疲労倦怠・貧血・肩こり・便秘などの症状を改善します。上半身にはほてりがあるのに手足が冷たい、背中が急に熱くなったかと思うと後になって冷える、軽い胸脇苦満がある、などの症状がある場合に用いられます。


抑肝散加陳皮半夏
頭痛・体が揺れる・筋肉がぴくぴくする(痙攣)ふるえるなどの症状に用います。釣藤と柴胡・川芎・当帰で肝臓に栄養を(補血)与え低下した働きを正常にしふるえを改善します。蒼朮・茯苓・甘草で消化器の働きを良くし血液の元になる食べ物の吸収を良くします。落ち着きがなく神経が高ぶりやすい人にあいます。、へその左上部に抵抗と圧痛、軽い胸脇苦満があり、おなかの力がやや軟弱な人で、イライラしやすい、落ち着きがない、神経が高ぶりやすい、といった症状がある場合に用いられます。


苓桂朮甘湯
消化器に停滞した体内の水分が代謝が悪いために肺の方に集まり、それが鼻水や回転性のめまい動悸・頭痛などとなって現れてきます。茯苓・白朮・甘草で消化器に停滞している水分を尿として流します。桂枝で鼻水やめまい・動悸・頭痛などの症状を緩和します。へその上下部分に動悸があり、おなかの力がやや軟弱な人で、下腹部から何か突き上げてくるような感じがあり、みぞおちや胸がつかえて苦しくなる、といった症状に処方される薬です。


半夏厚朴湯
消化器に水分が停滞しているためからだの水分代謝が悪くなります。そのために自律神経が乱れのどのひっかかりや異物感・咳などとなって現れます。生姜で消化器の水分を温め動きやすくします。茯苓でその水を尿として流すことにより水分代謝をよくします。半夏・厚朴・蘇葉で自律神経を安定させ、のどのひっかかりや異物感およびそれに伴う咳などを鎮めます。消化器に水分が停滞しているためからだの水分代謝が悪くなります。そのために自律神経が乱れのどのひっかかりや異物感・咳などとなって現れます。


桂枝加竜骨牡蛎湯
桂枝加竜骨牡蛎湯は元気や機能が衰えて末梢(特に脳)への栄養がうまくめぐらず、脳の機能が低下して不安感、不眠、動悸などの神経症状を現わす人に気血不足の調整をし、竜骨・牡蛎の鎮静作用により神経症状を緩解させる処方となっています。
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by mkkiri | 2013-04-08 08:56 | メンタル

急性胃炎と漢方

急性胃炎と漢方
胃の内腔の粘膜にむくみや充血、ただれができる急性の炎症性の病気です。消化器の病気のなかで最も多いもののひとつで、痛みなどの起こり方が急激で強い症状がでますが、原因をとり除けばおさまります。 胃粘膜のただれがひどく、激しい症状を呈する場合を急性胃粘膜病変とよんで区別することもあります。急性胃炎は、気の異常ととらえ脾気虚が基本にあると考えています。


柴胡桂枝湯
心配事や緊張・ストレスなどにより胃に負担がかかり、そのため胃における血液の循環が悪くなり、そこに熱を持ち、みぞおちあたりのつかえや痛みなどのさまざまな症状が現れます。桂枝・半夏で神経の緊張を鎮めます。柴胡は肝機能を高め解毒力を増す働きを持ちます。柴胡・黄ごんで体内にこもった熱を冷まして炎症・化膿を鎮め、胸苦しさを取り除きます。半夏・生姜で吐き気を鎮めます。人参・甘草・大棗で胃腸の働きを高め、食欲を増すことによって体力を付け抵抗力を高めます。芍薬で痛みを緩和します。
柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)の詳細解説はこちら

平胃散
胃の消化が悪いため、または飲食物の過剰摂取のため、食べ物や水分が胃に停滞し、みぞおちのあたりがつかえて膨満が起こり、胸焼け胃痛などの症状が起こります。生姜で胃の水を温め動きやすくします。蒼朮・大棗・甘草で胃の水を尿として流し胃に停滞している水分を取り除きます。厚朴・陳皮でお腹の張りや胃の張りを取り去ります。暴飲暴食による急性胃炎に使用される処方です。消化不良による食欲不振や腹部膨満感、胃の痛みがある人に適しています。
平胃散(へいいさん)の詳細解説はこちら

半夏瀉心湯
食べ過ぎ・飲み過ぎのため、あるいはそれに神経的なものが加わったために、みぞおちのあたりがつかえたりします。半夏は、自律神経を安定させます。生姜・甘草・大棗は、胃に停滞している水分を尿として流し、水分代謝をよくして、吐き気、ゲップ、腹鳴、下痢などの症状を緩和します。黄連・黄ごんは、胃の炎症を鎮める働きをもっています。黄連・黄ごんは人参とともに、みぞおちのつかえをとります。胃腸の調子を整えることによって、眠れないという症状を緩和していきます。
半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)の詳細解説はこちら

安中散
神経質・冷え性体質のため胃が冷え、精神的刺激・疲労の蓄積などが誘因となって胃腸障害が起きます。そのため内臓の血液の循環が悪くなり、胃の筋肉が弛緩し吐き気や胃痛などの症状を起こします。良姜・茴香で胃を温めます。延胡策・茴香・甘草・芍薬で更に温めながら痛みを緩和します。牡蛎・桂枝は神経の緊張を鎮めます。もともと胃腸の弱い人の急性胃炎に使用します。体力のない痩せ型の人で、胃痛または腹痛があって、ときに胸やけ、げっぷ、食欲不振、はきけなどを伴う方の神経性胃炎に効果があります。慢性化しそうな胃炎にも効果があります。
安中散(あんちゅうさん)の詳細解説はこちら

六君子湯
胃に冷えがあるため胃腸の働きが悪くなり、水分代謝が悪くなっているために疲れやすい・軟便傾向・みぞおちあたりがつかえるなどの症状が起こります。人参・白朮・茯苓・甘草で胃を温め弱った胃腸の活動力を高めます。陳皮・人参はみぞおちのあたりのつかえを取り去ります。半夏・白朮・茯苓で胃腸内に停滞している水分を尿として流すことによって、水分代謝をよくしながら症状を緩和します。胃に冷えがあるため胃腸の働きが悪くなり、水分代謝が悪くなっているために疲れやすい・軟便傾向・みぞおちあたりがつかえるなどの症状が起こります。冷え症で疲れ安い人の急性胃炎に使用します。
六君子湯(りっくんしとう)の詳細解説はこちら

人参湯
体力が無く胃腸虚弱で胃下垂傾向にある人に適しています。手足の冷えによる不眠や倦怠感、貧血、頻尿がある場合に効果を発揮します。手足や腹の冷え、小便が薄く多量で回数が多い、倦怠感や食欲不振などの症状をもつ人に使います。人参・白朮・甘草で消化器を温め消化・吸収する力をつけ体全体の働きを良くします。乾姜で体の内部を温めます。
人参湯(にんじんとう)の詳細解説はこちら
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by mkkiri | 2013-04-05 09:00 | 胃腸薬

逆流性食道炎と漢方

逆流性食道炎と漢方
逆流性食道炎は、強い酸性の胃液や、胃で消化される途中の食物が食道に逆流して、そこにとどまるために、食道が炎症を起こし、胸やけや胸の痛みなどさまざまな症状が生じる病気です。中医学では胃の和降失調と考えますので、気の流れをよくする治療をします。


大柴胡湯
ストレスや暴飲暴食で肝を傷つけ肝胃のバランスが崩れ気の流れが悪くなった逆流性食道炎に使用します。体力のある人の胸脇苦満の解消に効果がある大柴胡湯です。便秘がちで肩こりがあることを目的にします。肝機能が低下しているため、アレルゲン(原因となるもの)に対して抵抗力が弱くなり、更に体内の毒素が停滞するため、炎症や化膿及び便秘・耳鳴りなどの症状が起こります。柴胡は肝機能を高め解毒力を増す働きを持ちます。黄ごん・枳実で体内にこもった熱を冷まして炎症・化膿を鎮め、胃部のつかえや胸苦しさ・肩こり・耳鳴りなどの症状を緩和します。大黄で腸の熱を冷まし、便通をよくします。
大柴胡湯(だいさいことう)の詳細解説

黄連解毒湯
イライラして暴飲暴食をし胃酸の分泌が多くなり、胃熱が強くなり胃の正常な活動が出来なくなった逆流性食道炎に使用します。胃のつかえ感や胸苦しさのある人に向いています。高まった神経を静め胃の和降失調を改善させます。体内の熱が強い為、血液に熱を持ち血管が充血し炎症を起こしやすくなっていて、のぼせや胃部のつかえなどが起こります。また、熱のため強い神経興奮も生じ、めまい・たちくらみなども起こります。黄連・黄ごん・黄柏・山梔子で体内の熱を冷まし充血・炎症を鎮め、みぞおちあたりのつかえやのぼせを取り除きます。山梔子は特に神経興奮を静める働きを持ち、精神不安・イライラを鎮めめまいたちくらみなどの症状を緩和します。
黄連解毒湯(おうれんげどくとう)の詳細解説

半夏瀉心湯
食べ過ぎ・飲み過ぎのため、あるいはそれに神経的なものが加わったために、みぞおちのあたりがつかえたりします。半夏は、自律神経を安定させます。生姜・甘草・大棗は、胃に停滞している水分を尿として流し、水分代謝をよくして、吐き気、ゲップ、腹鳴、下痢などの症状を緩和します。黄連・黄ごんは、胃の炎症を鎮める働きをもっています。黄連・黄ごんは人参とともに、みぞおちのつかえをとります。胃腸の調子を整えることによって、眠れないという症状を緩和していきます。胃の上部が熱で下部が冷えている状態になり、胃内停水を起こしてる人に使用します。げっぷがよく出る、軟便、下痢傾向にあるのが目標です。
半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)の詳細解説

安中散
神経質・冷え性体質のため胃が冷え、精神的刺激・疲労の蓄積などが誘因となって胃腸障害が起きます。そのため内臓の血液の循環が悪くなり、胃の筋肉が弛緩し吐き気や胃痛などの症状を起こします。良姜・茴香で胃を温めます。延胡策・茴香・甘草・芍薬で更に温めながら痛みを緩和します。牡蛎・桂枝は神経の緊張を鎮めます。冷え症でストレスが多い人に向いています。ストレスによる気の停滞を改善すると同時に体を温め胃の機能を改善します。神経質で胃をたたくと振水音がして胃液がこみ上げてくるような人に使用します。
安中散(あんちゅうさん)の詳細解説

六君子湯
胃に冷えがあるため胃腸の働きが悪くなり、水分代謝が悪くなっているために疲れやすい・軟便傾向・みぞおちあたりがつかえるなどの症状が起こります。人参・白朮・茯苓・甘草で胃を温め弱った胃腸の活動力を高めます。陳皮・人参はみぞおちのあたりのつかえを取り去ります。半夏・白朮・茯苓で胃腸内に停滞している水分を尿として流すことによって、水分代謝をよくしながら症状を緩和します。体力のない人の消化器疾患に使用します。虚弱体質で胃腸が弱い人の胸焼けによく用いられ、食後に眠くなる、貧血がある、手足が冷えるなどを目標にします。
六君子湯(りっくんしとう)の詳細解説

人参湯
手足や腹の冷え、小便がうすく多量で回数が多い、倦怠感や食欲不振などの症状をもつ人に使います。人参・白朮・甘草で消化器を温め消化・吸収する力をつけ体全体の働きを良くします。乾姜で体の内部を温めます。虚弱体質で胃腸の弱い人に使用します。体を温め、水毒を除きながら胃腸の働きを正常にしていきます。手足が冷えて眠れない、下痢をしやすい、生唾が多い、冷えると胃痛がするが温めると楽になる人に用いられます。
人参湯(にんじんとう)の詳細解説
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by mkkiri | 2013-04-02 09:00 | 胃腸薬