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療方調血顆粒と皮膚疾患など

療方調血顆粒は、瘀血が原因となる皮膚疾患に使用されます。
特に尋常性痤瘡や毒麻疹によく使用されています。

尋常性痤瘡は、瘀血によって肝陽がスムーズに流れ無いために上熱下寒する人へ使用ますが、しばしば薏苡仁を加味して使用されます。

その他、療方調血顆粒は、瘀血の病態に広く用いることのできる処方構成を持っており、さまざまな疾患に応用できます。例えば、変形性膝関節症には防已黄耆湯と合方して、痔疾患には単独あるいは乙字湯と合方して、高血圧症には黄連解毒湯と合方して使用されます。
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by mkkiri | 2012-09-13 10:32 | 漢方薬

療方調血顆粒と神経疾患

頭痛、各種の神経痛、腰痛、頸肩腕症候群などのうち、瘀血によって発症した人に使用します。打撲傷も瘀血の病態の一つであり、療方調血顆粒が使用されます。

 瘀血疼痛とは、気血の運行が阻害されて、「黄帝内経」に記載されている「不通則痛、通則不痛(通じざればすなわち痛み、通ずればすなわち痛まず)」の理論のように血液の循環障害が起こることによる痛みです。

血液循環障害により瘀血が生じれば血液の流れが悪くなり、代謝産物が溜まるために痛みが出現しますが、血液循環が改善され血液の流れがよくなれば、代謝産物も少なくなるために痛みも軽減するという意味です。

 瘀血疼痛の臨床所見は、痛みの部位が固定し刺すように痛み、押さえると痛みが増強し、夜になると痛みがひどくなる、慢性化しやすいなどの特徴があります。また、皮膚の色が青紫色となり、古色の暗紫色化や舌下静脈の怒張、唇や爪の色が青紫となったり、肌膚甲錯などの諸症状を伴うことが多くあります。
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by mkkiri | 2012-09-12 10:27

療方調血顆粒と産婦人科諸疾患

療方調血顆粒は、瘀血を伴う産婦人科諸疾患に広く用いられています。もちろん原典である『金匿要略』の記載が、この領域の使用法を指示していることが大いに関係しているとはいえ、療方調血顆粒の適応する領域は、はるかに広いものがあります。

1。産婦人科疾患
療方調血顆粒はこの領域の疾患に多用されています。
生理不順にしばしば用いられ、続発性無月経のうち排卵障害によるもので、瘀血を認めるものに療方調血顆粒の適応があります。報告例は多く、その診断根拠はやはり腹証が多く月経困難症に関しても、その原因の如何にかかわらず、証が合致すれば使用できます。

筋腫の治療は、その大きさと発生部位によりますが、大きさが4~5cm以下の場合が、漢方治療での可能な範囲と考えられています。ししかし、子宮筋腫のサイズが縮小することより、付随する症状の軽減は大きく期待できます。大きくなればなるほど、漢方治療だけでは困難で、手術療法と術後の漢方療法をおすすめします。私の臨床経験では、筋腫が大きくならいという経験はたくさんあっても小さくなったという経験はありません。その他、療方調血顆粒は、骨盤内うっ血症候群、不妊症、更年期障害など、瘀血の症候を目標として広い適応があります。
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by mkkiri | 2012-09-11 12:08

療方調血顆粒と生理不順

療方調血顆粒を用いる人のよく見られる症状は、のぼせ感、足の冷え、頭痛、肩こり、めまい感などです。

のぼせ感と足の冷えはしばしば一緒に現れます。これは、瘀血によって陽気の巡りが悪い為に、陽気が下降できず上昇することによって生じます。

頭痛は、やはり瘀血により肝陽がスムーズに流れ無いために起きます。めまいは立ちくらみ様のことが多く、瘀血に付随して生じた水湿の流れが悪くなって引き起こされます。
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by mkkiri | 2012-09-10 09:59 | 漢方薬

柴胡加竜骨牡蛎湯と精神神経系疾患

柴胡加竜骨牡蛎湯には、疏肝・清肝・安神作用があるため、精神神経疾患に柴胡加竜骨牡蛎湯を使用されるケースは多々あります。

子供から老人まで各種精神神経系疾患に使用されています。また、構成生薬の大黄は鎮静・安神に働きます。

柴胡加竜骨牡蛎湯は、抑うつ状態、うつ状態などの状態を改善する目的で使用されることがあります。この他、夜泣き、夜尿症、夜驚症、五月病、薬物依存、不眠などの各種精神疾患にも使用されいます。
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by mkkiri | 2012-09-06 10:13 | ストレス

柴胡加竜骨牡蛎湯とあがり症

柴胡加竜骨牡蛎湯は、「あがり症」に使用するととってもよく効く漢方薬です。

人前で発表したりテストを受けたりする前などに、緊張して手足が震えたり、カーッとなったりすることがよくあります。いわゆる「あがり」と言う状態で、これがあるといつも大事なときにミスをするなど何も考えられなくなってしまいます。

こんな時に事前に柴胡加竜骨牡蛎湯を服用していると過度な緊張や興奮が収まって大事な場面でもあがらずに臨めるようになります。

柴胡加竜骨牡蛎湯の詳細は、処方解説をご覧ください。
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by mkkiri | 2012-09-04 11:03 | ストレス