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子宮筋腫と出血について

筋腫の治療と止血の関係

 子宮筋腫の治療で、治血化瘀薬や破血逐瘀薬を用いますが、月経時に用いると出血の恐れがあります。出血量が多い場合、慎重に用いるか、使用中止したばうがよいでしょう。子宮筋腫で月経過多を伴うとき、月経時に止血薬が必要になります。

子宮筋腫でなぜ出血するのか、それは、腫揚が血管を圧迫レそれによって血の流れが悪くなり、横から溢れ出血します。この出血は正常な経脈からの出血ではなく、「離経の血」という正常な経から離れた出血です。これは疋常な生理血でないため、止血せねばいけません。月経時においては、治療法を変える必要があります。止血しても瘀血が生じるようでは、筋腫を除く治療が無意味になりますので、止血しても瘀血にならない治療法が必要になります。

この代表的生薬が、田七人参や蒲黄です。単独では用いません。エキス剤で治療する場合気虚があれば療方昇陽顆粒と田七人参。血虚があれば、当帰芍薬散田七人参といった様に使用します。
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by mkkiri | 2012-08-31 10:23 | 子宮筋腫

痰湿

子宮筋腫・子宮内膜症の原因の一つに、痰湿があります。

痰湿は、脾や腎の機能が失調すると、津波の循環・排泄が上手く行えなくなり、余分な津波が、病理物質である痰湿を形成し、気血の巡りを阻害するようになります。痰湿が単独で子宮や卵巣内に停滞すると、「卵巣朧朧」や「卵管水腫」になり、気血が一緒に停滞すると筋腫・内膜症を伴います。

症状は、痰湿が下注するため、白色帯下、粘稠質、脾腎の陽気不足のため冷える様になります。


・治療原則  理気化痰・破瘀消癥

・方剤  平胃散二陳湯療方調血顆粒
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by mkkiri | 2012-08-30 09:56 | 子宮筋腫

血瘀

子宮筋腫・子宮内膜症の原因の一つに、血瘀があります。

津液の流れが悪くなるとと、痰湿になります。この痰と血が結びついてして、瘕となります

症状としては、触られたくない痛み、血行が悪い為に、顔色がどす黒く、皮膚につやがなくなります、瘀血のため、月経量が多くなるか経期が長くなります。血瘀や気滞で堅く移動しないしこりができる様になります。

治療原則
 破血消癥

方剤
冠脉通塞丸
 活血化瘀薬を分類すると養血和血薬・活血化瘀薬・破血逐瘀薬になります。

養血和血薬は、虚を補いながら血の停滞を散らす方法で、養血補血があり、活血作用は比較的緩和な薬物をいいます。生薬は当帰、川芎、赤芍、丹参、田七です。方剤は四物湯です。活血化瘀薬は、活血作用は養血和血薬に比べて強くなります。生薬は、桃仁、紅花、蒲黄、牛膝、益母草。方剤は療方調血顆粒冠脉通塞丸
などです。破血逐瘀薬は、活血作用は峻猛で破瘀の力も強い。生薬は三稜、我朮、水蛭、しや虫。方剤は大黄しや虫丸・十全育真湯などです。エキス剤では、三稜・莪朮を用いた宝宮泉があります。
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by mkkiri | 2012-08-29 10:50 | 子宮筋腫

気滞が原因

子宮筋腫・子宮内膜症の原因の一つに、気滞があります。

気滞が原因で、体内の津液と血が結びつき、癥瘕となります。気滞の原因を考えると、ストレス(内傷七情)が順に浮かびますが、原因は内傷七情だけでなく、外邪の感受、食生活の乱れ(食滞)、環境(六浮)など様々です。

気滞型の症状は、下腹部が膨らんだ状態、乳房の脹った痛み、堅くないしこり、しこりは、触ると移動します。

治療原則  行気導滞・破瘀消癥

方剤  逍遥散療方調血顆粒の併用
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by mkkiri | 2012-08-28 09:59 | 子宮筋腫

子宮筋腫・子宮内膜症について

子宮筋腫という病気は、肺と肝の共同作業がうまくいかなくなって、気滞・血瘀・疾湿等が発生し、そのため、気・血・津波の運行に障害が生じ、隅々まで巡ることができなくなることがきっかけです。そして、病理的産物といわれるこれら血瘀・疾湿等の停滞の状態が続くと、ますます気・血・津液の運行を障害して、それが子宮まで影響が及ぶと、子宮に 「瘀」が発生、時間の経過とともに「癥瘕(ちょうか)」に変化します。


中医学では、子宮筋腫・子宮内膜症のことをこの「癥瘕」と考え2つの病名は癥瘕の場所が異なることのちがいで、中医学的治療は同じであるとされています。


癥瘕とは腫瘤(しこり)の意味で、西洋医学でいうところの腫瘍のことです。癥と瘕は腫瘤という意味では共通ですが、癥と瘕では、微妙に腫瘤の内容が異なります。癥とは、硬く勤かない腫瘤を意味しているのに対して、瘕は押さえても触れることのない移動性の腫瘤のことをいいます。

この癥瘕についてですが、癥瘕を完全に取り去ることは、無理といわれています。しかし、癥瘕の完治はできなくても、ある程度小さくするように治療するごとに可能です。そうすれば閉経期が来る頃になると子宮が萎縮するので、それに伴い筋腫も一段と収縮し、症状も落ち着いてきます。 


実際、中医治療で子宮筋腫の有効率はきわめて高い(月経過多、不正出血、疼痛などの症状改善、筋腫の縮小)のですが、治癒率(筋腫の消滅)は低いとされています。中国でも治癒率は約5%~8%の範囲だそうです。 また、症状を分析すると、腫瘤の大きさが問題といわれ、小さいものは効果が高いが、乳児の頭大のような巨大な腫瘤は手術が望ましいとされています。効果が高く、腫瘤が消失するのは、卵大の大きさまでで、それ以上は投薬治療が無理と考えた方がよいと考えます。
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by mkkiri | 2012-08-27 11:35 | 子宮筋腫

防已黄耆湯と肥満

先日知り合いの女性から水肥りで困っている人がいるからよろしく!!
と一方的な連絡がありました。

この女性は、30代後半の女性で独身で色白のすてきな方でした。本人申告・・身長150体重63

この暑い夏ですから、汗びっしょりでブラウスからは、皮膚の様子がうかがえるほど透けて見える状態でした。、「食が細いのにむくんだように太っており、よく汗をきます。何とかして」と言われました。

よくお話を聞きますと、小さい頃喘息があってよく吸入治療をしていたそうで成人になってからは何もなくただ汗かきで肥満になってむくむことが多くなったと言うことでした。最近、膝が重く痛むように感じるがさほどでもない。冬でもラーメンを食べると汗をかく様です。

脾肺気虚によることが原因とお話しし「補気健脾」「利水消腫」の効能をもつ防已黄耆湯をすすめました。
この防已黄耆湯は、体内の余分な水分を排出して体をすっきり体を引き締めます。また胃腸を丈夫にする働きもある事を伝えまじめに服用するようお伝えしました。
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by mkkiri | 2012-08-24 13:53 | 肥満

動悸

家庭の中医学では、動悸のページがよく読まれています。

動悸(心悸)の原因は、心の気・血・飲・陽の不足が基本にあります。この動悸が悪化すする場合は、瘀血や水飲(異常な体液の停滞)が考えられます。

基本治療は、気血の陰陽を調整します。瘀血がある場合は、瘀血を取り除く治療をし、水飲がある場合は水飲を除いていく治療を行います。

桂枝加竜骨牡蠣湯柴胡加竜骨牡蠣湯苓桂朮甘湯加味帰脾湯冠心逐瘀丹などを参考にしてください。
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by mkkiri | 2012-08-23 10:03 | 動悸

夏の疲れ

夏も終わりに近づいてきていますが、まだまだ、暑い日が続くようです。

朝起きれない症状が出てきませんか?そろそろ体の異変を感じている人も多くありませんか。

寝ても疲れがとれない、日中たっているのがつらい、すぐに座りたくなる、なるような症状がありませんか?

慢性疲労までいかないうちに対処しましょう。

この夏冷たい飲食をし消化器をいじめたい人は、朝起きれない、寝た気がしないなどの症状や、軟便、下痢などの症状が出てきます。脾を元気にしてあげないと、疲労が抜けないだけではなく免疫力も落ちてきますので季節の変わり目に風邪を引きやすくなったりします。

お腹を触って冷たいようであれば、扶陽理中顆粒を、元気が無いだけであれば、補中益気湯をおすすめします。
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by mkkiri | 2012-08-20 11:34 | 寝た気がしない

当帰四逆加呉茱萸湯

「体温をあげると健康になる」の本によると「筋肉量が少ないと、基礎代謝が上がらず低体温になります」とあり、筋肉トレーニングを勧めています。また、低体温が女性に多いのは、男性に比べて筋肉量が少ないためだと書かれています。

筋肉量が少ないのは、肝血虚の為と中医学では考えます。肝は血を蔵すと言って肝血が十分であれば肝の正常な活動ができ、肝の活動の一つである、筋肉を濡養することができます。肝血虚の体質の人が、環境からの寒邪の影響や冷たいもの中心の食生活の影響を受けて、寒邪が凝滞するため、体温を上げることができなくなります。寒邪は肝の経絡を阻滞するので、足の内側などに強い冷えを感じます。これを中医学では、血虚受寒と呼び、暖肝温胃の治療を行います。処方は、当帰四逆加呉茱萸湯です。

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by mkkiri | 2012-08-11 09:00 | 低体温

免疫

低体温になると、血液の流れが悪くなります。すると、免疫機能をもった白血球がすばやく対応できなくなり、免疫機能がウイルスや細菌に負け、結果的に発病してしまいます。

ガンを発症する人は、低体温の人が多く、また低体温だとガン細胞の増殖のスピー卜部速くなるのです。細胞には、暖かい環境のほうが代謝に適している「好気性代謝」をする細胞と温度の低い環境のほうが代謝に適している「嫌気性代謝]をする細胞の2種類があり、ガン細胞は後者に属します。よって、ガン細胞は低体温のはう部増殖しやすくなります。また、リンパ球の一種である「NK細胞」は37度以上で活性度が上がります。

 ちなみに「李可老中医」は、ガンは無毒でなく寒毒であるとしガン治療に清熱剤を用いることを否定しています。

ガン患者や慢性病の人たちは、体を冷やさないようにし、免疫力をアップさせることです。

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by mkkiri | 2012-08-10 11:34 | 低体温