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甲状腺機能亢進症と漢方

バセドウ病と漢方
甲状腺ホルモンの分泌が多すぎるために起こる甲状腺機能亢進[こうしん]症の代表的な病気です。自己免疫疾患のひとつであり、20~30歳代の女性に多くみられます。 甲状腺はのどぼとけのすぐ下にあり、脳の下垂体から分泌される甲状腺刺激ホルモンによって、サイロキシンとトリヨードサイロニンという2種類の甲状腺ホルモンを分泌しています。甲状腺ホルモンには、新陳代謝を活発にし、エネルギーを熱にかえたり、自律神経の働きを調節する作用があります。中医学では、陰陽のバランスをとり五臓の調和をはかります。


柴胡加竜骨牡蛎湯
神経の高ぶり、精神不安が強いため、水分代謝が悪くなり、胸苦しさやイライラなどが起こり、眠れなくなります。竜骨・牡蛎は、腎の働きをととのえかつ沈静的に作用し胸や腹部の動悸を鎮めます。桂枝の興奮を引き下げる働きとともに神経の高ぶりを鎮め、イライラ・精神不安を取り除きます。柴胡で胸部の熱を冷まして胸苦しさを取ります。半夏・生姜・茯苓で水分代謝をよくします。大黄で大腸の熱を冷ますことによって眠れないという症状を緩和します。
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白虎加人参湯
体内の熱が強いため、血液および体表部に熱がこもり体液が不足してのどの乾き・ほてり・かゆみなどが起こります。知母・石膏で体内の熱を冷ましてのどの乾きやほてりを鎮めます。人参で血液の流れをよくし、血液および体表部の乾きをうるおすことによりかゆみなどの症状を緩和します。
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加味逍遥散
冷えや・自律神経の乱れによって、ホルモンバランスが崩れ血流の循環も悪くなって、肝臓の働きが低下します。その為に便秘になったり、貧血・肩こりなどさまざまな症状が出てきます。山梔子・薄荷で自律神経を安定させます。柴胡で肝機能を高めます。当帰・芍薬・牡丹皮で、血液の働きを増すことによってホルモンバランスを整え、疲労倦怠・貧血・肩こり・便秘などの症状を改善します。
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半夏厚朴湯
消化器に水分が停滞しているためからだの水分代謝が悪くなります。そのために自律神経が乱れのどのいらいら(ひっかかり)や異物感・咳などとなって現れます。生姜で消化器の水分を温め動きやすくします。茯苓でその水を尿として流すことにより水分代謝をよくします。半夏・厚朴・蘇葉で自律神経を安定させ、のどのいらいらや異物感およびそれに伴う咳などを鎮めます。
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当帰芍薬散貧血・冷えの為、腎や膀胱付近の血液循環が悪くなりその働きが低下した為にむくみが生じます。当帰・川きゅうは血の冷えを温め造血をはかる働きを持っています。芍薬とともに血液の働きを増します。茯苓・白朮で冷えやむくみなどの原因となる体内の余分な水分を尿として流すことによりむくみを改善します。
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逍遥散肝機能が低下しているため、排尿困難・むくみなどの症状がでます。また貧血・冷えの為、腎や膀胱付近の血液循環が悪くなりその働きが低下した為にむくみ・排尿困難が生じます。柴胡は肝機能を高め解毒力を増す働きを持ちます。当帰・川きゅうは血の冷えを温め造血をはかる働きを持っています。芍薬とともに血液の働きを増します。茯苓・白朮で冷えやむくみなどの原因となる体内の余分な水分を尿として流すことによりむくみを改善します半夏・生姜で吐き気を鎮めます。人参・甘草・大棗で胃腸の働きを高め、食欲を増すことによって体力を付け抵抗力を高めます。
逍遥散(しょうようさん)の販売サイト
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by mkkiri | 2013-03-15 12:04 | 甲状腺