カテゴリ:漢方薬( 35 )

若い人にも見られる失精

先天的に体質が虚弱で、脾の働きが弱い人は、十分な量の精をつくって補うことができません。したがって、気や血もふだんから不足気味です。精は不足しているものの、腎そのものはまだ衰えていない状態ですから、高齢者よりも、むしろ若い人に多い病態です。
 このような「失精」の状態にある人が、慢性的病をわずらったり誤った治療を受けると、全身を潤す水と、全身を温める火がともに不足するようになります。その結果、全身の水をコントロールする腎を適度に温める心と、全身の火をコントロールする火を水で適度に冷やす腎の働きが、協調関係を失ってしまいます。このような「心腎不交」の状態では、水の不足によって相対的に余った火が浮き上がると同時に、火の不足によって冷たい水があふれるという、二つの病態が絡み合った症状があらわれます。
 
眼が疲れる・目に輝きがない・物がぼやけて見える・視力減退といった眼の症状の他、不眠・驚きやすい・物忘れ・夢をよく見る・遺精などの心腎不交による症状。
火の不足によって余った冷たい水が引き起こす、腹部の動悸・陰部の冷え・頻尿と尿量減少・下腹部の筋肉のひきつりといった冷えの症状。
水の不足によって余った火が引き起こす頭のふらつき・脱毛・舌の色が淡白などの症状を伴うのが特徴です。

相談の多い病名は、若い人の精力減退(インポテンツ)、高齢者の下着の汚れや陰部のにおい、性交中の中折れ現象。男性不妊などです。排尿後の尿漏れ現象による衣服の汚れはメール相談の上位を占めています。

処方は、桂枝加竜骨牡蛎湯が基本で、冷えがきつければ麻黄附子細辛湯の併用です。
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by mkkiri | 2014-02-01 10:31 | 漢方薬

過活動膀胱と漢方薬

最近、日本はもちろん国際的にも注目されているのが「過活動膀胱」と呼ばれる尿の疾患です。 2001年にフランスのパリで開かれた国際尿失禁学会で承認きれた新しい病気で、尿意を我慢できない尿意切迫感や頻尿、尿失禁など3つの症状が合わさった症候群のことを指します。先にご紹介した腹庄性尿失禁や切迫性尿失禁といった、女性に多い尿もれを総称して過活動膀胱と言うこともあるようです。
 日本排尿機能学会では、02年11月から12月にかけて日本で初めて大規模な排尿に関する疫学調査を行いました。この調査によると、40歳以上の男女の12.4%、およそ8人に1人が過活動膀胱に悩んでいるという結果が出ました。人口換算にすると820万~830万人になります。ちなみに、昼間頻尿は50%、夜間頻尿では69%もの人が症状を訴えています。
 尿もれは、直接、生命にかかわるような病気ではありませんが、恥ずかしさや不安感から人に相談することもできず、日常生活に大きな影響をもたらします。特に患者さんにとって大きな問題は、生活の質を意味する言葉として使われる「QOL(quality of life)」に悪影響を及ぼすことです。
日本排尿機能学会の調査によれば、
・外出する時に不安になる
・トイレで目が覚めて睡眠不足になる
・遠出や団体行動を避けるようになる
・自分の症状に恥ずかしさを感じる
といったように、心の健康や家庭生活、仕事、身体機能などのQOLが著しく低下することが明らかになっています。スポーツや旅行、観劇など生活の楽しみの部分が制限されるだけでなく、配偶者や家族にも話せず独りで悩む人も少なくないようです。
 過活動膀胱の治療には、医療機関では基本的に運動神経系に作用する新薬を中心とした薬物療法や手術が行われるほか、膀胱や骨盤底を強化するトレーニング、日常のセルフケア(水分をとり過ぎないようにする、尿意を感じるまでトイレに行かないような習慣を身につける、カフェインやアルコールは避ける等)などが施されます。適切な治療を施せば症状を和らげることは可能ですが、治療法を知らなかったり「年のせい」とあきらめてしまう人がいるのも現実です。
 漢方では、八味地黄丸、六昧丸、真武湯を始め「尿」のトラブルに対応する処方が数多くあります。
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by mkkiri | 2014-01-14 12:02 | 漢方薬

人参の7つの効用とは?

薬効がきわめて高く、その姿が人の形に似ていることから、古来からさまざまな伝説が生まれていることでも知られています。
人参は中国では紀元前から不老長寿、万痛の薬として崇められ利用されていました。
中国で最も古い薬物書である「神農本草経」には、生薬や食物の中で最も高貴とされる「上薬」(命を養い、不老延命、長期に服用しても無害なもの) に分類されています。
こうした古来の書物や長い間の経験から、人参の薬効は「人参七効」としてまとめられ、現在に伝えられています。
食欲が増し、元気が出てきます。 人参の多彩な薬効の中で、疲れです。
漢方では、疲れや元気不足のことを気虚といいます。
気虚になると、さまざまな臓器の状態が衰えます。そのため食欲が衰えて疲れやすくなり、顔色が青白い、めまい、軟便・下痢気味、声が弱々しい…など〝元気不足″の症状が現われるようになります。
 疲れは気虚の一つです。
 人参は、失われたエネルギーの不足を解消し、疲れを癒します。食欲が増し、身体の元気が整ってきます。
 人参の薬効についての研究も盛んに行われ、その作用も解明されつつありますが、最近では人参に対する人気が高まっています。

①補記救脱(ほききゅうだつ)・・・・・・元気を増し、だるさを改善する。

②益血復脈(えっけつふくみゃく)・・・・増血し、脈を正常にする。
 
③養心安神(ようしんあんしん)・・・・・鎮静作用。
 
④生津止渇(しょうしんしかつ)・・・・・身体に潤いを与え、口渇等を治す。
 
⑤補肺定喘(ほはいていぜん)・・・・・・肺を強め、せきを止める。
 
⑥健脾止瀉(けんぴししゃ)・・・・・・・胃腸を健全にし、不痢を止める。
 
⑦托毒合瘡(たくどくごうそう)・・・・・身体を解毒し、湿疹等を改善する。
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by mkkiri | 2014-01-06 15:36 | 漢方薬

夜尿症と漢方薬

寒くなりますとお子様の夜尿症の相談が増えてきます。

乳幼児を過ぎると、膀胱やホルモン機能が徐々に発達し自分の意志で排尿をコントロールすることができるものですが5歳~6歳になってもおねしょをすることを夜尿症といいます。

夜尿症は腎臓や膀胱などに器質的な障害がある場合もありますが、大部分は心や精神の病とされ、病院では親に対してのカウンセリングが中心に行われます。

夜尿症は漢方の得意分野でもありますが証をとりにくい子供の病気ですのでおねしょの仕方。子供の性格や発育状況などから判断して、胃腸虚弱型・ストレス・発育不良型の三タイプに分けて治療します。

次回はこの三タイプについて解説したいと思います。
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by mkkiri | 2013-12-24 14:51 | 漢方薬

漢方薬の良さ

先月、奥さんが坐骨神経痛にかかり、困っているので相談にのってほしいと学生時代の友人が突然訪ねてきました。

話を聞いてみると、整形外科で異常がないと診断され痛み止めと湿布を調剤されて一月使用したが、胃が痛んで薬も飲めず、この夏の暑さで食事もとれずに困っている様子でした。

顔や頭はほてっているのに下半身はひどく冷え、クーラーや冷たい飲食で体は重くいたいし、夜の痛みもつらいといっていました。

消化器を温め寒邪をのぞき、体にたまっている湿邪を取り除き、解表を考え、五積散附子理中湯を7日分飲むように勧めました。数日たって電話があり、とてもいい感じだと喜んでいました。

それから一月服用して、今では、すっかりよくなり附子理中湯単独で服用しているようです。

温中散寒・理気化湿・補血活血・辛温解表の治療がうまくいった例でした。


臨床でよくあるのが、陽虚の体質で痛みや、皮膚病を患ってくる人が多くいます。見た目は、熱の症状に見える病も実は、冷えを改善することでうまくいきます。日本中薬連合会の董 巍先生の陽虚の帯状疱疹のブログを拝見し、「帯状疱疹=肝胆の湿熱」だけではない症例をみせていただきました。まだ、この症例をみたことはありませんが、扶陽しなければいけない症例は多くみるようになりました。董 巍先生の漢方サプリ、「通竅つうきょう」を扶陽と補気の組み合わせで使用し、うまくいく症例が増えてきています。
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by mkkiri | 2013-09-07 15:51 | 漢方薬

肌が荒れるときによく使われる漢方

肌が荒れるときによく使われる漢方
肌荒れは、気血津液精が何らかの原因によってスムーズに流れないことが原因で生じます。
にきび、アトピー性皮膚炎、しみやそばかす、生理前に肌が荒れるなど出てくる症状など、すべての原因は、気血津液精の流れが悪くなって起きています。中医学では、体質を改善して肌質を改善し、潤いのある肌、きめの細かい肌、乾燥しにくい肌を取り戻すことができるように内面からの治療を行います。

桃核承気湯

月経不順や便秘が原因の肌荒れに使用します。膀胱付近に熱が強いため、血の停滞を起こし血液循環が悪くなり、神経痛や腰痛・肩こりなどが起こります。また、熱のために便秘や神経興奮も起こり、いらいらなどの神経症状も起こります。桃仁・芒硝で血の熱を冷ますことにより、血の停滞をのぞき血液循環をよくします。甘草が働いて痛みや肩こり・冷えのぼせ・下腹部の抵抗圧痛を取り除きます。桂枝で神経興奮を静めていらいらなどの神経症状を緩和します。大黄で腸の熱を冷まし、便通をよくします。
桃核承気湯(とうかくじょうきとう)の詳細はナガエ薬局



大柴胡湯

便秘になりやすくて、肩こりがあって肌荒れする人に使用します。肝機能が低下しているため、アレルゲン(原因となるもの)に対して抵抗力が弱くなり、更に体内の毒素が停滞するため、炎症や化膿及び便秘・耳鳴りなどの症状が起こります。柴胡は肝機能を高め解毒力を増す働きを持ちます。黄ごん・枳実で体内にこもった熱を冷まして炎症・化膿を鎮め、胃部のつかえや胸苦しさ・肩こり・耳鳴りなどの症状を緩和します。大黄で腸の熱を冷まし、便通をよくします。
大柴胡湯(だいさいことう)の詳細はナガエ薬局

調胃承気湯

便秘すると肌荒れになる人に使用します。大黄は、瀉下作用によって腸内の糞便を排除します。芒硝は、腸管内に多量の水分を保ち糞便を軟化して排泄しやすくします。大黄・芒硝は、消炎作用があり、甘草は、鎮痩作用をもち、大黄によるけいれん性腹痛を緩解します。
調胃承気湯(ちょういじょうきとう)の詳細はナガエ薬局



桂枝茯苓丸

月経不順、のぼせ、肩こりなどの症状を持つ人の肌れに使用します。生理前に悪化する人に良く効きます。血の熱の為に、血の停滞を起こし血液の循環が悪くなり、冷えのぼせの症状がでます。またもともとから血の循環が悪い人が、他の原因で血の停滞ができてしまい、なかなか治りづらい症状が出ます。このような人によく使います。桃仁・牡丹皮は、血の熱を冷まして停滞している血の流れをよくします。桂枝・茯苓で皮膚表面の新陳代謝をよくし冷え・のぼせの症状を緩和します。
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)の詳細はナガエ薬局


柴胡桂枝湯

散在性や背中のにきびに使用します。ストレスによって悪化する肌荒れにも使用します。心配事や緊張・ストレスなどにより胃に負担がかかり、そのため胃における血液の循環が悪くなり、そこに熱を持ち、みぞおちあたりのつかえや痛みなどのさまざまな症状が現れます。桂枝・半夏で神経の緊張を鎮めます。柴胡は肝機能を高め解毒力を増す働きを持ちます。柴胡・黄ごんで体内にこもった熱を冷まして炎症・化膿を鎮め、胸苦しさを取り除きます。半夏・生姜で吐き気を鎮めます。人参・甘草・大棗で胃腸の働きを高め、食欲を増すことによって体力を付け抵抗力を高めます。芍薬で補血し肝を柔肝します。
柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)の詳細はナガエ薬局


当帰芍薬散

むくみを伴い月経不順、のぼせ、肩こりなどからくる肌荒れに使用します。貧血・冷えの為、腎や膀胱付近の血液循環が悪くなりその働きが低下した為にむくみが生じます。当帰・川きゅうは血の冷えを温め造血をはかる働きを持っています。芍薬とともに血液の働きを増します。茯苓・白朮で冷えやむくみなどの原因となる体内の余分な水分を尿として流すことによりむくみを改善します。
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)の詳細はナガエ薬局


柴胡加竜骨牡蛎湯

神経症を伴う高血圧、便秘、食欲不振、イライラや不眠などの症状を持つ人の肌荒れに使用します。神経の高ぶり、精神不安が強いため、水分代謝が悪くなり、胸苦しさやイライラなどが起こり、眠れなくなります。竜骨・牡蛎は、腎の働きをととのえかつ沈静的に作用し胸や腹部の動悸を鎮めます。桂枝の興奮を引き下げる働きとともに神経の高ぶりを鎮め、イライラ・精神不安を取り除きます。柴胡で胸部の熱を冷まして胸苦しさを取ります。半夏・生姜・茯苓で水分代謝をよくします。大黄で大腸の熱を冷ますことによって眠れないという症状を緩和します。
柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)の詳細はナガエ薬局


小建中湯

頻尿または多尿で、手足の冷えやほてりがある人。胃腸の働きが悪い為に、血液の循環が悪くなり疲れやすく栄養の吸収がうまくいかなくなります。その為、諸器官の働きも低下し全身的な虚弱体質となっています。その為に、排尿の調節ができにくくなります。芍薬・大棗・甘草で、血液の循環をよくします。生姜で、胃腸を温め働きをよくし疲れや腹痛などの症状を取り除き、胃腸を丈夫にすることによって、肌荒れをよくしていきます。
小建中湯(しょうけんちゅうとう)の詳細はナガエ薬局


人参湯
手足が冷え、下痢傾向にある肌荒れに使用します。手足や腹の冷え、小便が薄く多量で回数が多い、倦怠感や食欲不振などの症状をもつ人に使います。人参・白朮・甘草で消化器を温め消化・吸収する力をつけ体全体の働きを良くします。乾姜で体の内部を温めます。
人参湯(にんじんとう)の詳細はナガエ薬局
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by mkkiri | 2013-08-24 11:30 | 漢方薬

産後の管理と漢方

産後の管理と漢方
産後の体には、妊娠前の状態に戻るための急激な変化が起こっています。 しかし、出産によって体力を消耗していますから、その回復は必ずしも順調ではありません。そのため、多くの女性が手足のほてりや冷え、頭痛、めまい、便秘、不安感、不眠などの心身の不調を経験します。補血を中心にケアします。


四物湯
女性のための漢方薬とも言われ、補血の代表処方です。血を補って血虚を改善する漢方薬です。冷えのため血液が衰え血液循環が悪くなります。また強い貧血のため血液不足となり皮膚に潤いがなくなります。地黄・当帰は血を補い血液の働きを増す作用があります。芍薬・川きゅうとともに血液循環をよくしうっ血を取り除きます。地黄は皮膚に潤いを与える働きがあります。
四物湯(しもつとう)の通販はナガエ薬局

当帰芍薬散
体力があまりなく貧血傾向があり、冷えが強いタイプで、頭が重い、下腹部が痛む、めまいがするといった月経困難症の諸症状が起こる人に向いています。肌荒れや血色が悪いときにも処方されます。当帰・川きゅうは血の冷えを温め造血をはかる働きを持っています。芍薬とともに血液の働きを増します。茯苓・白朮で冷えやむくみなどの原因となる体内の余分な水分を尿として流すことによりむくみを改善します。
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)の通販はナガエ薬局

桂枝茯苓丸
体力がある人で、頭痛、肩こり、冷えのぼせ、便秘、へその左脇に圧痛のある人に適しています。血の巡りを改善する駆瘀血剤の代表的な処方です。下腹部に膨満感を感じ、頭痛や肩こり、のぼせなどがあるタイプの月経不順に向いている処方です。子宮筋腫や子宮内膜症など、器質性の月経困難症の治療にも比較的よく用いられます。冷えのぼせの代表的な処方です。桃仁・牡丹皮は、血の熱を冷まして停滞している血の流れをよくします。桂枝・茯苓で皮膚表面の新陳代謝をよくし冷え・のぼせの症状を緩和します。
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)の通販はナガエ薬局

逍遥散
一定の症状が続くのではなく、肩こり、動悸、不眠、めまいなどの症状が日替わりで現れるという人の産後のケアに使用します。食べたものを消化吸収運搬する臓器である脾の働きが悪い為に肝血不足を起こし、肝の正常な活動が出来なくなって肝気がスムーズに流れないようになっておきる病態に使用します。柴胡が主薬で、肝気をスムーズに流し、少量の薄荷が発散の効能を強めます。当帰と芍薬は、肝血を補い肝の正常な活動を助けます。健脾の白朮・茯苓・甘草と温める生姜は、脾のはたらきを元気にし肝血の生成を促します。肝気を調整して脾に乗じないようにし、脾をすこやかにし肝に乗じられないように防止します。
逍遥散(しょうようさん)の通販はナガエ薬局

温経湯
不正性器出血に対する処方ですが、婦人科一般によく用いますが、冷えがきつい症状をもち瘀血のある状態に使用します。呉茱萸・桂枝・当帰・川芎で体を温め血流を良くします。阿膠・麦門冬・芍薬・当帰で体に栄養を与えます。牡丹皮で瘀血を取り除きます。暖宮(子宮を温めます。)
温経湯(うんけいとう)の通販はナガエ薬局

桂枝加竜骨牡蠣湯
不眠、不安からのパニックを訴える人に適しています。へその辺りに動悸があることもこの薬を選択するポイントです。桂枝加竜骨牡蛎湯は元気や機能が衰えて末梢(特に脳)への栄養がうまくめぐらず、脳の機能が低下して不安感、不眠、動悸などの神経症状を現わす人に気血不足の調整をし、竜骨・牡蛎の鎮静作用により神経症状を緩解させる処方となっています。不眠や不安などがあり、気分がイライラして落ち着かない人に処方されます。極端に緊張しやすく、手やわきの下に汗をかくことが多い人に適しています。
桂枝加竜骨牡蠣湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)の通販はナガエ薬局


補中益気湯
産後の疲れ切って体力回復できない人に消化機能を回復し、体力をつけるための薬です。手足がだるく、立ちくらみがし、食後眠くなるような人に用いられます。人参・白朮は、血液の循環をよくして体力を回復させてくれます。白朮・陳皮とともに、胃腸の働きをよくしします。黄耆・当帰は、栄養を高め体の働きをよくします。柴胡・升麻で臓器の熱をさましながら胃腸の働きを整えます。
補中益気湯(ほちゅうえっきとう)の通販はナガエ薬局

人参養栄湯
病後、術後の衰弱に用いる薬です。産後の体力回復に使用しますが、精神安定作用があり、不眠や倦怠感によく使用します。寒がりで、全身の倦怠感がある人にはよく使用します。当帰・芍薬・遠志は鎮静作用があり眠れるようにします。白朮・茯苓は水分代謝を良くし地黄・当帰・芍薬・五味子・遠志で体に栄養を与え元気にしていきます。
人参養栄湯(にんじんようえいとう)の通販はナガエ薬局
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by mkkiri | 2013-08-16 17:32 | 漢方薬

はきけと漢方薬

吐き気と漢方薬

吐く原因は二つあり、一つはおう吐中枢が刺激されて起こるもの、もう一つは胃腸への直接的な刺激によるものです。吐き気をともなって起こるおう吐は消化器に原因がある場合が多く、吐き気をともなわない場合には脳神経系に障害がある場合が多くなります。
心配のある症状と心配のない症状があります。漢方薬の治療範囲のものをご紹介します。

五苓散
吐き気と共に水分を欲しがるがすぐに吐いてしまう人に使用します。胃に熱があるため軽くのどが渇きます。腎や膀胱にも熱があるために体内の水分が尿として出ず、体表部に停滞しむくみの症状が現れます。猪苓で胃の熱を冷まし、のどの乾きを止めます。茯苓・白朮で体表部に停滞している水分を温めて動きやすくし、膀胱に送り出します。沢瀉の膀胱の熱を冷ます働きで送られてきた水分を尿として流し、体内の水分代謝をよくしてむくみなどの症状を取り去ります。
五苓散(ごれいさん)の通販はナガエ薬局

半夏瀉心湯
小さな事を気にするような人で、精神的に不安定になった時に吐き気を起こす人に使用します。食べ過ぎ・飲み過ぎのため、あるいはそれに神経的なものが加わったために、みぞおちのあたりがつかえたりします。半夏は、自律神経を安定させます。生姜・甘草・大棗は、胃に停滞している水分を尿として流し、水分代謝をよくして、吐き気、ゲップ、腹鳴、下痢などの症状を緩和します。黄連・黄ごんは、胃の炎症を鎮める働きをもっています。黄連・黄ごんは人参とともに、みぞおちのつかえをとります。胃腸の調子を整えることによって、眠れないという症状を緩和していきます。
半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)の通販はナガエ薬局

小柴胡湯
急性の熱病後の吐き気や、酒を飲み過ぎた時の吐き気に使用します。肝機能が低下しているため、アレルゲン(原因となるもの)に対して抵抗力が弱くなり炎症や化膿が起こります。柴胡は肝機能を高め解毒力を増す働きを持ちます。黄ごんで体内にこもった熱を冷まして炎症・化膿を鎮め、胸苦しさを取り除きます。半夏・生姜で吐き気を鎮めます。人参・甘草・大棗で胃腸の働きを高め、食欲を増すことによって体力を付け抵抗力を高めます。
小柴胡湯(しょうさいことう)の通販はナガエ薬局

柴胡桂枝湯
心因性の吐き気や胃痛に使用します。心配事や緊張・ストレスなどにより胃に負担がかかり、そのため胃における血液の循環が悪くなり、そこに熱を持ち、みぞおちあたりのつかえや痛みなどのさまざまな症状が現れます。桂枝・半夏で神経の緊張を鎮めます。柴胡は肝機能を高め解毒力を増す働きを持ちます。柴胡・黄ごんで体内にこもった熱を冷まして炎症・化膿を鎮め、胸苦しさを取り除きます。半夏・生姜で吐き気を鎮めます。人参・甘草・大棗で胃腸の働きを高め、食欲を増すことによって体力を付け抵抗力を高めます。芍薬で痛みを緩和します。
柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)の通販はナガエ薬局

呉茱萸湯
吐き気と頭痛の症状に使用します。冷えで胃腸障害を起こしている人に良く用います。冷えが原因のしゃっくりに良く用います。呉茱萸・生姜で胃腸を温め体を温め、胃腸の調子を良くし吐き気を改善させます。また、人参・大棗で胃腸の働きを高め、食欲を増すことによって体力を付け抵抗力を高めます。
呉茱萸湯(ごしゅゆとう)の通販はナガエ薬局

人参湯
お腹の冷えがあって慢性的に胃腸が弱い人の吐き気に使用します。手足や腹の冷え、小便が薄く多量で回数が多い、倦怠感や食欲不振などの症状をもつ人に使います。人参・白朮・甘草で消化器を温め消化・吸収する力をつけ体全体の働きを良くします。乾姜で体の内部を温めます。
人参湯(にんじんとう)の通販はナガエ薬局

六君子湯
胃に冷えがあるため胃腸の働きが悪くなり、水分代謝が悪くなっているために疲れやすい・軟便傾向・みぞおちあたりがつかえるなどの症状が起こります。人参・白朮・茯苓・甘草で胃を温め弱った胃腸の活動力を高めます。陳皮・人参はみぞおちのあたりのつかえを取り去ります。半夏・白朮・茯苓で胃腸内に停滞している水分を尿として流すことによって、水分代謝をよくしながら症状を緩和します。
六君子湯(りっくんしとう)の通販はナガエ薬局

苓桂朮甘湯
脾の働きが弱い、腎の働きも弱い人に使用します。胃腸消化力の低下、疲労倦怠し四肢がだるい、貧血、手足が冷えるなどの症状や、病後の体力が低下した時の抜け毛に使用します。当帰・芍薬・遠志は鎮静作用があり眠れるようにします。白朮・茯苓は水分代謝を良くし地黄・当帰・芍薬・五味子・遠志で体に栄養を与え元気にしていきます。
苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)の通販はナガエ薬局

加味逍遥散
脾の働きが弱い、腎の働きも弱い人に使用します。胃腸消化力の低下、疲労倦怠し四肢がだるい、貧血、手足が冷えるなどの症状や、病後の体力が低下した時の抜け毛に使用します。当帰・芍薬・遠志は鎮静作用があり眠れるようにします。白朮・茯苓は水分代謝を良くし地黄・当帰・芍薬・五味子・遠志で体に栄養を与え元気にしていきます。
加味逍遥散(かみしょうようさん)の通販はナガエ薬局

桂枝加竜骨牡蛎湯脾の働きが弱い、腎の働きも弱い人に使用します。胃腸消化力の低下、疲労倦怠し四肢がだるい、貧血、手足が冷えるなどの症状や、病後の体力が低下した時の抜け毛に使用します。当帰・芍薬・遠志は鎮静作用があり眠れるようにします。白朮・茯苓は水分代謝を良くし地黄・当帰・芍薬・五味子・遠志で体に栄養を与え元気にしていきます。
桂枝加竜骨牡蠣湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)の通販はナガエ薬局
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by mkkiri | 2013-08-08 10:40 | 漢方薬

めまいの治療によく使用する 漢方薬

めまいの治療によく使用する 漢方薬

めまいは、脳や目、耳といった感覚器どうしの情報刺激の伝達がさまたげられたり、過剰に反応したり、情報刺激が不足することによって、全身の統一性が維持できないために発生します。

中医学では、侵入したり体内で生まれた病因物質(邪)によって起こる症状を「実」、内臓の機能がおとろえ、全身の活動に必要な基本物質が不足するために起こる症状を「虚」に分けます体内で生まれた火や風などによって脳の機能が亢進したり、基本物質の通り道が痰濁などによってふさがれるために起こるめまいは実のタイプ、脳の活動に必要な基本物質の不足が原因で起こるめまいは虚のタイプです。


三黄瀉心湯
体内の熱が強い為、血液に熱を持ちその為に大腸の水分が少なくなって便の出が悪くなります。それとともに自律神経が不安定になり不眠になります。黄連・黄ごんは体内の熱を冷まし、みぞおちあたりのつかえや充血・炎症を静めます。大黄で便通をよくして自律神経の興奮を静めめまいという症状を緩和します。
三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)の通販はナガエ薬局

桃核承気湯
膀胱付近に熱が強いため、血の停滞を起こし血液循環が悪くなり、神経痛や腰痛・肩こりなどが起こります。また、熱のために便秘や神経興奮も起こり、いらいらなどの神経症状も起こります。桃仁・芒硝で血の熱を冷ますことにより、血の停滞をのぞき血液循環をよくします。甘草が働いて痛みや肩こり・冷えのぼせ・下腹部の抵抗圧痛を取り除きます。桂枝で神経興奮を静めていらいらなどの神経症状を緩和します。大黄で腸の熱を冷まし、便通をよくします。瘀血による高血圧のめまいに使用します。
桃核承気湯(とうかくじょうきとう)の通販はナガエ薬局

柴胡加竜骨牡蛎湯
神経の高ぶり、精神不安が強いため、水分代謝が悪くなり、胸苦しさやイライラなどが起こり、めまいなどがおきてきます。竜骨・牡蛎は、腎の働きをととのえかつ沈静的に作用し胸や腹部の動悸を鎮めめまいを改善します。桂枝の興奮を引き下げる働きとともに神経の高ぶりを鎮め、イライラ・精神不安を取り除きます。柴胡で胸部の熱を冷まして胸苦しさを取ります。半夏・生姜・茯苓で水分代謝をよくします。大黄で大腸の熱を冷ますことによって眠れないという症状を緩和します。
柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)の通販はナガエ薬局

半夏白朮天麻湯
胃腸の働きが悪い人のめまい頭痛吐き気に用いる代表処方です。食欲が旺盛でよく食べ日頃から痰が多い人が回転性のめまいにかかったときにものすごくよくよく効きます。また、車酔いにもよく効きます。天麻と半夏・陳皮めまいを改善させます。黄耆・人参・白朮・茯苓・蒼朮・黄柏で胃腸の調子を整え吐き気などを押さえます。
半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)の通販はナガエ薬局

桂枝茯苓丸
冷えのぼせの症状がある人のめまいに使用します。血の熱の為に、血の停滞を起こし血液の循環が悪くなり、冷えのぼせの症状がでます。またもともとから血の循環が悪い人が、他の原因で血の停滞ができてしまい、なかなか治りづらい症状が出ます。このような人によく使います。桃仁・牡丹皮は、血の熱を冷まして停滞している血の流れをよくします。桂枝・茯苓で皮膚表面の新陳代謝をよくし冷え・のぼせの症状を緩和します。瘀血(おけつ)によるめまいに使用します。
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)の通販はナガエ薬局

当帰芍薬散
貧血・冷えの為、腎や膀胱付近の血液循環が悪くなりその働きが低下した為にむくみが生じます。当帰・川きゅうは血の冷えを温め造血をはかる働きを持っています。芍薬とともに血液の働きを増します。茯苓・白朮で冷えやむくみなどの原因となる体内の余分な水分を尿として流すことによりむくみを改善します。
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)の通販はナガエ薬局

五苓散
喉が渇き水分をとるけれども排尿が少ない人のめまいに使用します。胃に熱があるため軽くのどが渇きます。腎や膀胱にも熱があるために体内の水分が尿として出ず、体表部に停滞しむくみの症状が現れます。猪苓で胃の熱を冷まし、のどの乾きを止めます。茯苓・白朮で体表部に停滞している水分を温めて動きやすくし、膀胱に送り出します。沢瀉の膀胱の熱を冷ます働きで送られてきた水分を尿として流し、体内の水分代謝をよくしてむくみなどの症状を取り去ります。水分代謝をよくすることで水毒体質を改善しめまいを治します。
五苓散(ごれいさん)の通販はナガエ薬局

苓桂朮甘湯
回転性のめまいや起立性のめまいに使用します。消化器に停滞した体内の水分が代謝が悪いために肺の方に集まり、それが鼻水や回転性のめまい動悸・頭痛などとなって現れてきます。茯苓・白朮・甘草で消化器に停滞している水分を尿として流します。桂枝で鼻水やめまい・動悸・頭痛などの症状を緩和します。
苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)の通販はナガエ薬局

加味逍遥散
不定愁訴のある人のめまいに使用します。冷えや・自律神経の乱れによって、ホルモンバランスが崩れ血流の循環も悪くなって、肝臓の働きが低下します。その為に便秘になったり、貧血・肩こりなどさまざまな症状が出てきます。山梔子・薄荷で自律神経を安定させます。柴胡で肝機能を高めます。当帰・芍薬・牡丹皮で、血液の働きを増すことによってホルモンバランスを整え、疲労倦怠・貧血・肩こり・便秘などの症状を改善します。
加味逍遥散(かみしょうようさん)の通販はナガエ薬局

桂枝加竜骨牡蛎湯
何とも言えないめまい、ふわふわするめまいに使用します。桂枝加竜骨牡蛎湯は元気や機能が衰えて末梢(特に脳)への栄養がうまくめぐらず、脳の機能が低下して不安感、不眠、動悸などの神経症状を現わす人に気血不足の調整をし、竜骨・牡蛎の鎮静作用により神経症状を緩解させる処方となっています。不眠や不安などがあり、気分がイライラして落ち着かない人に処方されます。極端に緊張しやすく、手やわきの下に汗をかくことが多い人に適しています。
桂枝加竜骨牡蠣湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)の通販はナガエ薬局

抑肝散加陳皮半夏体がゆれたり、震えたりする人の、ふわふわするめまいや回転性のめまいに使用します。脾の働きが弱い、腎の働きも弱い人に使用します。胃腸消化力の低下、疲労倦怠し四肢がだるい、貧血、手足が冷えるなどの症状や、病後の体力が低下した時の抜け毛に使用します。当帰・芍薬・遠志は鎮静作用があり眠れるようにします。白朮・茯苓は水分代謝を良くし地黄・当帰・芍薬・五味子・遠志で体に栄養を与え元気にしていきます。
抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)の通販はナガエ薬局
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by mkkiri | 2013-08-05 09:49 | 漢方薬

目の充血と漢方薬

目の充血と漢方薬

漢方では、眼は五臓六腑の精気の集まるところと言われています。臓器の働きの乱れが様々な症状として眼に出てきます。漢方治療では臓器の乱れを整え、症状の改善を行います。いくつかの薬方を紹介します。

三黄瀉心湯
イライラして体が熱いくらいほてる人の目の充血に使用します。体内の熱が強い為、血液に熱を持ち血管が充血し炎症を起こしやすくなっていて、のぼせや胃部のつかえなどが起こります。また、熱のため強い神経興奮も生じ、めまい・たちくらみなども起こります。黄連・黄ごん・黄柏・山梔子で体内の熱を冷まし充血・炎症を鎮め、みぞおちあたりのつかえやのぼせを取り除きます。山梔子は特に神経興奮を静める働きを持ち、精神不安・イライラを鎮めめまいたちくらみなどの症状を緩和します。
三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)の詳細はナガエ薬局

桃核承気湯
便秘がちで、顔色が赤黒く脂ぎってのぼせやすい人で、手足の冷え、肩こりなどの症状を伴う人の目が充血している時に使用します。膀胱付近に熱が強いため、血の停滞を起こし血液循環が悪くなり、神経痛や腰痛・肩こりなどが起こります。また、熱のために便秘や神経興奮も起こり、いらいらなどの神経症状も起こります。桃仁・芒硝で血の熱を冷ますことにより、血の停滞をのぞき血液循環をよくします。甘草が働いて痛みや肩こり・冷えのぼせ・下腹部の抵抗圧痛を取り除きます。桂枝で神経興奮を静めていらいらなどの神経症状を緩和します。大黄で腸の熱を冷まし、便通をよくします。
桃核承気湯(とうかくじょうきとう)の詳細はナガエ薬局

柴胡加竜骨牡蛎湯
神経の高ぶり、精神不安が強いため、水分代謝が悪くなり、胸苦しさやイライラなどが起こり、目が充血します。竜骨・牡蛎は、腎の働きをととのえかつ沈静的に作用し胸や腹部の動悸を鎮めます。桂枝の興奮を引き下げる働きとともに神経の高ぶりを鎮め、イライラ・精神不安を取り除きます。柴胡で胸部の熱を冷まして胸苦しさを取ります。半夏・生姜・茯苓で水分代謝をよくします。大黄で大腸の熱を冷ますことによって目の充血症状を緩和します。
柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)の詳細はナガエ薬局

黄連解毒湯
体内の熱が強い為、血液に熱を持ち血管が充血し炎症を起こしやすくなっていて、目の充血症状が起こります。また、熱のため強い神経興奮も生じ、めまい・たちくらみなども起こります。黄連・黄ごん・黄柏・山梔子で体内の熱を冷まし充血・炎症を鎮め、みぞおちあたりのつかえやのぼせを取り除きます。山梔子は特に神経興奮を静める働きを持ち、精神不安・イライラを鎮めめまいたちくらみなどの症状を緩和します。
黄連解毒湯(おうれんげどくとう)の詳細はナガエ薬局

七物降下湯
顔色がわるい・皮膚につやがない・四肢のしびれ感・筋肉のひきつりなどの血不足の症候と、のぼせ・ほてり・めまい・ふらつき・手足のふるえ・耳鳴などの症候をもなうものに使用します。高血圧に伴う随伴症状である、のぼせ、肩こり、耳なり、頭重に良く用います。また、目の充血にも使用します。当帰・芍薬・地黄・川芎は、体に栄養を与え釣藤鈎は、鎮痙、鎮静作用、軽い血圧降下作用があります。
七物降下湯(しちもつこうかとう)の詳細はナガエ薬局

杞菊地黄丸
ドライアイの症状や眼精疲労などの症状によって目が充血している人に使用します。腎・膀胱の働きがよわまって、水分代謝が悪くなり冷えやほてりや排尿異常が出てきます。さらに血液の循環も悪い為に脱力感・皮膚の乾燥・咽の渇きがあります。山茱萸(サンシュユ)は、腎・膀胱の働きを良くします。山薬で排尿異常をととのえ腰から下を温めます。地黄・牡丹皮は、血液の循環を良くします。茯苓・沢瀉は、水分代謝を整えのどの渇きを止めます。枸杞は肝臓に栄養を与え菊花は清熱効果によって目の充血を取り去ります。
杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)の詳細はナガエ薬局

清上防風湯
顔に出来る炎症性の湿疹・にきび・吹き出物・目の充血に使用します。黄連・黄ごん・山梔子で充血を取ります。桔梗・防風・荊芥・川きゅうの総合作用によって体の上部の腫れを取り去ります。またこれらの生薬は、解熱・排毒の作用があります。連翹は、化濃を防ぎます。これらの生薬の協力を得て解毒・中和をはかり首から上の赤くて大きいにきび。吹き出物の症状を改善します。
清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)の詳細はナガエ薬局

苓桂朮甘湯
冷え症で腹部に振水音を感じる人のドライアイによる目の充血に使用します。消化器に停滞した体内の水分が代謝が悪いために肺の方に集まり、それが鼻水や回転性のめまい動悸・頭痛などとなって現れてきます。茯苓・白朮・甘草で消化器に停滞している水分を尿として流します。桂枝で鼻水やめまい・動悸・頭痛などの症状を緩和します。水分代謝を良くして、ドライアイを改善し目の充血を治します。
苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)の詳細はナガエ薬局

加味逍遥散
不定愁訴の多い人の目の充血に使用します。冷えや・自律神経の乱れによって、ホルモンバランスが崩れ血流の循環も悪くなって、肝臓の働きが低下します。その為に便秘になったり、貧血・肩こりなどさまざまな症状が出てきます。山梔子・薄荷で自律神経を安定させます。柴胡で肝機能を高めます。当帰・芍薬・牡丹皮で、血液の働きを増すことによってホルモンバランスを整え、疲労倦怠・貧血・肩こり・便秘などの症状を改善します。肝の熱を冷まし機能を改善して目の充血を治していきます。
加味逍遥散(かみしょうようさん)の詳細はナガエ薬局

桂枝加竜骨牡蛎湯
極端に緊張しやすく、手やわきの下に汗をかくことが多い人の眼精疲労や目の充血にに適しています。桂枝加竜骨牡蛎湯は元気や機能が衰えて末梢(特に脳)への栄養がうまくめぐらず、脳の機能が低下して不安感、不眠、動悸などの神経症状を現わす人に気血不足の調整をし、竜骨・牡蛎の鎮静作用により神経症状を緩解させる処方となっています。不眠や不安などがあり、気分がイライラして落ち着かない人に処方されます。
桂枝加竜骨牡蠣湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)の詳細はナガエ薬局
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by mkkiri | 2013-07-29 09:58 | 漢方薬