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療方調血顆粒と神経疾患

頭痛、各種の神経痛、腰痛、頸肩腕症候群などのうち、瘀血によって発症した人に使用します。打撲傷も瘀血の病態の一つであり、療方調血顆粒が使用されます。

 瘀血疼痛とは、気血の運行が阻害されて、「黄帝内経」に記載されている「不通則痛、通則不痛(通じざればすなわち痛み、通ずればすなわち痛まず)」の理論のように血液の循環障害が起こることによる痛みです。

血液循環障害により瘀血が生じれば血液の流れが悪くなり、代謝産物が溜まるために痛みが出現しますが、血液循環が改善され血液の流れがよくなれば、代謝産物も少なくなるために痛みも軽減するという意味です。

 瘀血疼痛の臨床所見は、痛みの部位が固定し刺すように痛み、押さえると痛みが増強し、夜になると痛みがひどくなる、慢性化しやすいなどの特徴があります。また、皮膚の色が青紫色となり、古色の暗紫色化や舌下静脈の怒張、唇や爪の色が青紫となったり、肌膚甲錯などの諸症状を伴うことが多くあります。
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by mkkiri | 2012-09-12 10:27

療方調血顆粒と産婦人科諸疾患

療方調血顆粒は、瘀血を伴う産婦人科諸疾患に広く用いられています。もちろん原典である『金匿要略』の記載が、この領域の使用法を指示していることが大いに関係しているとはいえ、療方調血顆粒の適応する領域は、はるかに広いものがあります。

1。産婦人科疾患
療方調血顆粒はこの領域の疾患に多用されています。
生理不順にしばしば用いられ、続発性無月経のうち排卵障害によるもので、瘀血を認めるものに療方調血顆粒の適応があります。報告例は多く、その診断根拠はやはり腹証が多く月経困難症に関しても、その原因の如何にかかわらず、証が合致すれば使用できます。

筋腫の治療は、その大きさと発生部位によりますが、大きさが4~5cm以下の場合が、漢方治療での可能な範囲と考えられています。ししかし、子宮筋腫のサイズが縮小することより、付随する症状の軽減は大きく期待できます。大きくなればなるほど、漢方治療だけでは困難で、手術療法と術後の漢方療法をおすすめします。私の臨床経験では、筋腫が大きくならいという経験はたくさんあっても小さくなったという経験はありません。その他、療方調血顆粒は、骨盤内うっ血症候群、不妊症、更年期障害など、瘀血の症候を目標として広い適応があります。
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by mkkiri | 2012-09-11 12:08

体温をあげると健康になる

体温をあげると健康になるという本には、「ストレス」が低体温の原因でると記載されています。

ストレスで交感神経優位になると、交感神経の支配下にある白血球の中の顆粒球が増加します。顆粒球の増加は一見いいのですが、増加過剰になると顆粒球が死滅するとき発生する活性酸素によって、血液が酸化され、ドロドロ血液になり全身に巡らなくなり、低体温になると書かれています。

この本に書かれていることを、中医理論に基づき考えてみました。

中医学では、ストレスは、内傷七情です。ストレスによって肝が傷つけられ、肝の疏泄が失調し気がスムースに全身に巡らなくなります。そのため血も巡らなくなり瘀血を生じ、陽気が偏在してしまい、体温を上げられなくなります。

血液がドロドロ状態で血流が停滞することを「瘀血」と呼びます。生理前に胸が張る症状があり月経血に血塊が出るような人は、気滞血瘀を生じていますので、低体温になりやすく、冷えのぼせの症状が出てきます。

治療は、理気活血で、冠脉通塞丸をおすすめします。
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by mkkiri | 2012-08-09 15:36