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漢方薬の良さ

先月、奥さんが坐骨神経痛にかかり、困っているので相談にのってほしいと学生時代の友人が突然訪ねてきました。

話を聞いてみると、整形外科で異常がないと診断され痛み止めと湿布を調剤されて一月使用したが、胃が痛んで薬も飲めず、この夏の暑さで食事もとれずに困っている様子でした。

顔や頭はほてっているのに下半身はひどく冷え、クーラーや冷たい飲食で体は重くいたいし、夜の痛みもつらいといっていました。

消化器を温め寒邪をのぞき、体にたまっている湿邪を取り除き、解表を考え、五積散附子理中湯を7日分飲むように勧めました。数日たって電話があり、とてもいい感じだと喜んでいました。

それから一月服用して、今では、すっかりよくなり附子理中湯単独で服用しているようです。

温中散寒・理気化湿・補血活血・辛温解表の治療がうまくいった例でした。


臨床でよくあるのが、陽虚の体質で痛みや、皮膚病を患ってくる人が多くいます。見た目は、熱の症状に見える病も実は、冷えを改善することでうまくいきます。日本中薬連合会の董 巍先生の陽虚の帯状疱疹のブログを拝見し、「帯状疱疹=肝胆の湿熱」だけではない症例をみせていただきました。まだ、この症例をみたことはありませんが、扶陽しなければいけない症例は多くみるようになりました。董 巍先生の漢方サプリ、「通竅つうきょう」を扶陽と補気の組み合わせで使用し、うまくいく症例が増えてきています。
by mkkiri | 2013-09-07 15:51 | 漢方薬
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