今年の猛暑の手当は今のうちに
臨床上、相談患者の半数以上が陽虚の人です。陽虚とは、陽気の温煦が衰退した状態で、いわゆる冷え・低体温の状態です。先天的に腎陽虚で、後天的に脾の陽虚をおこし、陽気の生成がうまくいかないために、全身に陽気が巡らず、温煦作用が低下して冷えや低体温になります。寒冷の食生活で脾陽を傷つけたりするとこの陽虚の状態がひどくなります。 下痢、嘔吐、むくみ、四肢の痛み、風邪を引きやすい、大病にかかりやすくなる、寒くて寒冷をいやがるなどの症状が出てきます。特に、50歳くらい人たちが急に体質が変わったと感じるようになってきます。 寒がる・寒冷を嫌う・四肢の冷え・腰や膝がだるくなる・下痢や嘔吐・食欲不振を感じるときは治療しましょう。 お腹をさわって冷たくて上記の症状があれば、附子理中湯・回陽救逆・人参湯に麻黄附子細辛湯の併用・附子理中湯に桂枝加竜骨牡蠣湯の併用などの処方をおすすめします。 今一番多い相談が、お腹を触って冷たい人でアトピーが悪化した人・胸が詰まって痛い(胸痞)・四肢の痛み・むくみです。この人たちのほとんどは冷えです。珍しいところでは、夏のしもやけが増えてきています。冷えを改善する治療でうまくいっています。冷えは免疫の低下を招きますので要注意です。 家庭の中医学・・・・・・・・冷え性(冷え症)と漢方薬 しもやけと漢方薬
by mkkiri
| 2013-08-29 12:11
| 冷え症
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