めまいの治療によく使用する 漢方薬

めまいの治療によく使用する 漢方薬

めまいは、脳や目、耳といった感覚器どうしの情報刺激の伝達がさまたげられたり、過剰に反応したり、情報刺激が不足することによって、全身の統一性が維持できないために発生します。

中医学では、侵入したり体内で生まれた病因物質(邪)によって起こる症状を「実」、内臓の機能がおとろえ、全身の活動に必要な基本物質が不足するために起こる症状を「虚」に分けます体内で生まれた火や風などによって脳の機能が亢進したり、基本物質の通り道が痰濁などによってふさがれるために起こるめまいは実のタイプ、脳の活動に必要な基本物質の不足が原因で起こるめまいは虚のタイプです。


三黄瀉心湯
体内の熱が強い為、血液に熱を持ちその為に大腸の水分が少なくなって便の出が悪くなります。それとともに自律神経が不安定になり不眠になります。黄連・黄ごんは体内の熱を冷まし、みぞおちあたりのつかえや充血・炎症を静めます。大黄で便通をよくして自律神経の興奮を静めめまいという症状を緩和します。
三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)の通販はナガエ薬局

桃核承気湯
膀胱付近に熱が強いため、血の停滞を起こし血液循環が悪くなり、神経痛や腰痛・肩こりなどが起こります。また、熱のために便秘や神経興奮も起こり、いらいらなどの神経症状も起こります。桃仁・芒硝で血の熱を冷ますことにより、血の停滞をのぞき血液循環をよくします。甘草が働いて痛みや肩こり・冷えのぼせ・下腹部の抵抗圧痛を取り除きます。桂枝で神経興奮を静めていらいらなどの神経症状を緩和します。大黄で腸の熱を冷まし、便通をよくします。瘀血による高血圧のめまいに使用します。
桃核承気湯(とうかくじょうきとう)の通販はナガエ薬局

柴胡加竜骨牡蛎湯
神経の高ぶり、精神不安が強いため、水分代謝が悪くなり、胸苦しさやイライラなどが起こり、めまいなどがおきてきます。竜骨・牡蛎は、腎の働きをととのえかつ沈静的に作用し胸や腹部の動悸を鎮めめまいを改善します。桂枝の興奮を引き下げる働きとともに神経の高ぶりを鎮め、イライラ・精神不安を取り除きます。柴胡で胸部の熱を冷まして胸苦しさを取ります。半夏・生姜・茯苓で水分代謝をよくします。大黄で大腸の熱を冷ますことによって眠れないという症状を緩和します。
柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)の通販はナガエ薬局

半夏白朮天麻湯
胃腸の働きが悪い人のめまい頭痛吐き気に用いる代表処方です。食欲が旺盛でよく食べ日頃から痰が多い人が回転性のめまいにかかったときにものすごくよくよく効きます。また、車酔いにもよく効きます。天麻と半夏・陳皮めまいを改善させます。黄耆・人参・白朮・茯苓・蒼朮・黄柏で胃腸の調子を整え吐き気などを押さえます。
半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)の通販はナガエ薬局

桂枝茯苓丸
冷えのぼせの症状がある人のめまいに使用します。血の熱の為に、血の停滞を起こし血液の循環が悪くなり、冷えのぼせの症状がでます。またもともとから血の循環が悪い人が、他の原因で血の停滞ができてしまい、なかなか治りづらい症状が出ます。このような人によく使います。桃仁・牡丹皮は、血の熱を冷まして停滞している血の流れをよくします。桂枝・茯苓で皮膚表面の新陳代謝をよくし冷え・のぼせの症状を緩和します。瘀血(おけつ)によるめまいに使用します。
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)の通販はナガエ薬局

当帰芍薬散
貧血・冷えの為、腎や膀胱付近の血液循環が悪くなりその働きが低下した為にむくみが生じます。当帰・川きゅうは血の冷えを温め造血をはかる働きを持っています。芍薬とともに血液の働きを増します。茯苓・白朮で冷えやむくみなどの原因となる体内の余分な水分を尿として流すことによりむくみを改善します。
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)の通販はナガエ薬局

五苓散
喉が渇き水分をとるけれども排尿が少ない人のめまいに使用します。胃に熱があるため軽くのどが渇きます。腎や膀胱にも熱があるために体内の水分が尿として出ず、体表部に停滞しむくみの症状が現れます。猪苓で胃の熱を冷まし、のどの乾きを止めます。茯苓・白朮で体表部に停滞している水分を温めて動きやすくし、膀胱に送り出します。沢瀉の膀胱の熱を冷ます働きで送られてきた水分を尿として流し、体内の水分代謝をよくしてむくみなどの症状を取り去ります。水分代謝をよくすることで水毒体質を改善しめまいを治します。
五苓散(ごれいさん)の通販はナガエ薬局

苓桂朮甘湯
回転性のめまいや起立性のめまいに使用します。消化器に停滞した体内の水分が代謝が悪いために肺の方に集まり、それが鼻水や回転性のめまい動悸・頭痛などとなって現れてきます。茯苓・白朮・甘草で消化器に停滞している水分を尿として流します。桂枝で鼻水やめまい・動悸・頭痛などの症状を緩和します。
苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)の通販はナガエ薬局

加味逍遥散
不定愁訴のある人のめまいに使用します。冷えや・自律神経の乱れによって、ホルモンバランスが崩れ血流の循環も悪くなって、肝臓の働きが低下します。その為に便秘になったり、貧血・肩こりなどさまざまな症状が出てきます。山梔子・薄荷で自律神経を安定させます。柴胡で肝機能を高めます。当帰・芍薬・牡丹皮で、血液の働きを増すことによってホルモンバランスを整え、疲労倦怠・貧血・肩こり・便秘などの症状を改善します。
加味逍遥散(かみしょうようさん)の通販はナガエ薬局

桂枝加竜骨牡蛎湯
何とも言えないめまい、ふわふわするめまいに使用します。桂枝加竜骨牡蛎湯は元気や機能が衰えて末梢(特に脳)への栄養がうまくめぐらず、脳の機能が低下して不安感、不眠、動悸などの神経症状を現わす人に気血不足の調整をし、竜骨・牡蛎の鎮静作用により神経症状を緩解させる処方となっています。不眠や不安などがあり、気分がイライラして落ち着かない人に処方されます。極端に緊張しやすく、手やわきの下に汗をかくことが多い人に適しています。
桂枝加竜骨牡蠣湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)の通販はナガエ薬局

抑肝散加陳皮半夏体がゆれたり、震えたりする人の、ふわふわするめまいや回転性のめまいに使用します。脾の働きが弱い、腎の働きも弱い人に使用します。胃腸消化力の低下、疲労倦怠し四肢がだるい、貧血、手足が冷えるなどの症状や、病後の体力が低下した時の抜け毛に使用します。当帰・芍薬・遠志は鎮静作用があり眠れるようにします。白朮・茯苓は水分代謝を良くし地黄・当帰・芍薬・五味子・遠志で体に栄養を与え元気にしていきます。
抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)の通販はナガエ薬局
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by mkkiri | 2013-08-05 09:49 | 漢方薬
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