食べ物を摂りすぎても脾が強く、消化・吸収・代謝の働きが優れていれば太ることはありません。たとえばスポーツ選手の多くは普通の人よりもたくさん食べますが、肥満している人をあまり見かけません。それは運動をしていることで、基礎代謝能力が備わっているからです。ところが普通の人が自分のもっている脾の働きを上回るほど食べた時は、代謝しきれない栄養物が体脂肪として体の中に蓄積されていくことになります。また、食が細く、あまり食べないのに太ってしまうことがあります。こうした人は体質的に脾が弱いと考えられます。消化吸収機能が低下すると、食べる量は少なくても日常的に代謝障害を起こしているので、体内に過剰な水分が残ってしまうのです。脾臓の働きを高めることが、漢方療法のポイントです。
さらにダイエットは減量だけに目を奪われないこと。体重ではなく体脂肪を下げることが大切です。 軟便傾向にある人は、平胃散と二陳湯。色白で汗かきで水太りの人は、防已黄耆湯がよいでしょう。
by mkkiri
| 2012-07-13 10:19
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